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2023年の「セ・リーグ火消し王」ランキング!3位「エスコバー」、2位「上茶谷」を抑え、1位を獲得したのは巨人の投手!?

  • 2024.1.19
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写真:PIXTA

試合終盤の緊迫した場面に登板するリリーフ投手。

かつてと比べて「先発投手の完投数」が減っていると言われる現代プロ野球では先発投手の後を継ぐ「リリーフ投手」のチームにおける重要性は年々高まっており、リリーフ陣の強さによってリーグ戦の順位に大きな影響があることも確かで、2023年シーズン、圧倒的な強さでセ・リーグ王者、そして日本一に輝いた阪神タイガースは、救援(リリーフ)防御率が2.39と12球団トップの成績を収めました。

抑えて当たり前という重責の中登板するケースが多く、1点を争うヒリヒリするような試合展開など、プレッシャーの大きい場面で登板することが多いです。いつやって来るかわからない登板機会に向けて短時間で集中力を高め、限られたイニングで最大限の成果を出す必要があります。先発投手とは違った緊張感の中で結果を出すということが求められます。

勝利の方程式と呼ばれる、決まったイニングで登場する"リリーフエース"のような投手もいますが、イニング途中のランナーを背負った緊迫の場面で、"火消し役"を任せれるリリーフも存在します。

時には三振を、時にはダブルプレーを期待され、失敗すればチームの敗戦に直結する場面で、数多くの成功を収めた投手に注目し、「2023年セ・リーグの火消し王」をランキング形式でご紹介します!

早速見ていきましょう!

2023年セ・リーグ火消し王(どれだけ失点を減らしたか)

X(Twitter)でプロ野球の独自データを配信する、つばめ(@chikupn2896)さんが算出したデータを見ていきましょう!

 

1位に輝いたのは、読売ジャイアンツの「菊池大稀」選手でした!
2021年に育成ドラフト6位で指名された菊地選手は、佐渡島出身では初のプロ野球選手となりました。2022年に支配下登録をされると、2023年は50試合に登板し、150キロ超えるストレートと、縦に落ちるスライダーとフォークを武器に、多くの失点を防ぎました。

第2位は、横浜DeNAベイスターズの「上茶谷大河」選手でした!
2018年にドラフト1位で指名され、主に先発投手を務めていましたが、2023年シーズンからリリーフへ転向。カットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットなど多彩な変化球でを操る投手です。

第3位は、横浜DeNAベイスターズの「エスコバー」選手でした!
2017年に日本ハムファイターズへ入団すると、同年7月にベイスターズへトレード移籍。移籍後は、6年半で381試合に登板するなど、リリーフの中心選手として活躍しました。ダイナミックなフォームから放たれる、最速163キロ(平均154キロ)のストレートで相手打者を圧倒しました。

2024年シーズンの火消し王は誰になるのか!?プロ野球の開幕が待ち遠しいですね。


データ提供、協力:つばめ(プロ野球データ・アーカイブ
アナリスト(非スポーツ分野)として働く傍ら、趣味でプロ野球データを集計・発信を行う。
知っていると楽しくなるデータを、わかりやすく伝えることを心掛けたXでの投稿は人気が高い。


※本記事は、2024年1月18日執筆時のものです

※本記事は提供者のデータをもとに作成しています。なお、提供者への許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

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