1. トップ
  2. これは強い…!来季の横浜コーチ陣の全盛期成績でベストオーダーを組んでみた

これは強い…!来季の横浜コーチ陣の全盛期成績でベストオーダーを組んでみた

  • 2023.12.26
  • 10653 views
undefined
写真:PIXTA

横浜DeNAベイスターズは、2024年シーズンのコーチ陣を10月23日に発表しました。三浦大輔監督が4年目を迎える中、これからの指導陣として、これまでアナリストを務めていた靏岡賢二郎さんがオフェンスチーフコーチに就任します。

守備の名手である石井コーチをはじめとした、かつて横浜で活躍した名選手たちが来季も続行します。鈴木コーチ、相川コーチとレジェンドが連なり、藤田一也元選手は現役引退後、育成野手コーチとして新たな一歩を踏み出します。

横浜ベイスターズで活躍した往年の名選手たちがコーチ陣に名を連ね、マシンガン打線でセ・リーグを席巻した1998年以来の優勝を目指します。

今回、コーチ陣の現役時代の全盛期の成績を基に、以下条件でベストオーダーを組んでみました。
・NPB在籍時の成績
・成績表記は現役中最も成績が良かった年
・投手陣は先発1人、中継ぎ1人、抑え1人

ベイスターズコーチ陣のベストオーダー

undefined
TRILL作成

1番 ショート 石井琢朗 (来季:一軍チーフ打撃兼走塁兼1塁ベースコーチ)
1998年成績 試合:135 打率:.314 本塁打:7 打点:48 盗塁:39
盗塁王、最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞

三拍子そろった守備の名手として知られる内野手。1998年には、174本の安打で最多安打を達成し、39盗塁で盗塁王に輝き、守備面でもゴールデングラブ賞を受賞し、リーグでNo.1の実績で自身2度目のベストナインに選ばれました。


2番 セカンド 藤田一也 (来季:ファーム育成野手コーチ)
2013年成績 試合:128 打率:.275 本塁打:1 打点:48 盗塁:3
ベストナイン、ゴールデングラブ賞

抜群の守備力を誇り、2012年にベイスターズからトレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに入団すると、2013年には球団初優勝に大きく貢献。2014年には選手会長に指名され、プロ入り10年目にして初めて全試合に出場しました。2022年に古巣のベイスターズに復帰しました。


3番 レフト 鈴木尚典(来季:一軍打撃コーチ)
1998年成績 試合:131 打率:.337 本塁打:16 打点:83 盗塁:3
首位打者、ベストナイン

1997年に打率.335、1998年には.337をマークし、2年連続で首位打者に輝きます。98年西武との日本シリーズではMVPを獲得。 99年には球団記録となる110得点を達成。セ・リーグ屈指のヒットメーカーとして、生涯打率(4000打数以上)でも3割超えを達成しています。


4番 サード 田代富雄(来季:一軍打撃コーチ)
1977年成績 試合:130 打率:.302 本塁打:35 打点:88 盗塁:2

大洋ホエールズの最後の強打者といわれ、1977年に35本塁打を放ってチームの看板スラッガーとなります。その後も豪快な打撃スタイルでファンを惹きつけ、“オバQ”の愛称で親しまれ、NPB最終打席を満塁本塁打で飾ったのも鮮やかでした。


5番 ライト 小池正晃(来季:一軍外野守備コーチ)
2005年成績 試合:129 打率:.243 本塁打:20 打点:53 盗塁0

横浜高校では外野のレギュラーとして、松坂大輔さん、後藤武敏さんとともに1998年春夏連覇を達成。2005年には20本塁打に到達し強打者として一面がある一方で、セ・リーグトップとなる37犠打を記録するなど、小技も光る選手でした。


6番 センター 下園辰哉(来季:ファーム打撃コーチ)
2010年成績 試合:131 打率:.286 本塁打:3 打点:28 盗塁:1

3年目の2009年に初本塁打を放ち、 巧みな打撃で2010年には外野のレギュラーとして自身初の規定打席に到達。「代打の切り札」と称され、チームを支えました。


7番 ファースト 田中浩康 (来季:一軍内野守備兼3塁ベースコーチ)
2012年成績 試合:139 打率:.274 本塁打:2 打点:40 盗塁:1
ベストナイン、ゴールデングラブ賞

2004年に自由獲得枠でヤクルトに入団すると、2007年からセカンドのレギュラーに定着。2012年には自身初の二塁手ゴールデングラブ賞、そして2度目のベストナインを獲得しました。2017年にDeNAに入団し、チーム19年振りの日本シリーズ進出に貢献しました。


8番 キャッチャー 相川亮二 (来季:一軍ディフェンスチーフ兼バッテリーコーチ)
2007年成績 試合:123 打率:.302 本塁打:2 打点:33 盗塁:0

オリンピックやWBCなどの世界大会に度々選出されるなど、総合的に高い捕手能力で信頼性を集めていました。2007年には自身初の打率3割を達成。横浜、ヤクルト、巨人を渡り歩き、2013年には史上27人目の全球団から本塁打を達成しました。

ベストオーダー(投手)

先発 三浦大輔(来季:一軍監督)
2005年成績 登板:28 防御率:2.52 勝敗:12勝9敗 完投:10 奪三振:177

「ハマの番長」でお馴染みで、横浜一筋25年のレジェンド。様々な変化球を巧みに使い分け、緩急のある投球と持ち前のスタミナで高い完投率を記録していました。ベイスターズ(大洋ホエールズ含む)での通算勝利数172勝は、平松政次さん、秋山登さんに次ぐ3位の球団記録です。


中継ぎ 小杉陽太(来季:一軍投手コーチ)
2015年成績 登板:27 防御率:4.33 勝敗:3勝利3敗 ホールド:2 奪三振:27

起業家なことでも知られている小杉投手。2009年10月5日の広島戦で一軍デビュー果たし、引退までは主に中継ぎとして活躍しました。速球主体の投球スタイルから変化球を取り入れた巧みな投球へと転向した柔軟性を持った技巧派ピッチャーです。


抑え 大原慎司(来季:一軍チーフ投手コーチ)
2011年成績 登板:71 防御率:3.05 勝敗:4勝1敗 ホールド:11 奪三振:36

ルーキーシーズンの2011年から71試合に登板し、驚異的なパフォーマンスを発揮しました。スライダーとスクリューボールを駆使して左打者を圧倒しまし、プロ生活は6年と短いものの、通算243試合の登板と、ベイスターズのブルペンを支えました。 


※情報は12月25日時点のものです。

の記事をもっとみる