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【遠藤航】守備ではまずまずのも評価も…攻撃には厳しく「後方へのパスにファン・ダイクが絶望」

  • 2023.12.18
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日本代表MFの遠藤航選手が所属するリバプールは17日(日本時間18日)、プレミアリーグ第17節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。0―0とスコアレスドローに終わりました。

遠藤航らしさを見せるも…

ゲームの入りから迫力満点のアタックを仕掛けたリバプールで、遠藤選手は立ち上がりからセカンドボールを拾って2次攻撃へつなぎます。素早い攻守の切り替えからボールを奪いにかかるなど、序盤は守備のストロングポイントを見せつけました。

さらに遠藤は23分、マンチェスター・ユナイテッドのドリブラー・アントニーへのハイプレッシャーでミスを誘い、44分には相手のパスをカット。鋭いインターセプトに加え、89分には激しいデュエルで敵からボールを刈り取るなど、随所にらしさ全開でもありました。

地元紙の評価

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写真:AP/アフロ

フル出場して守備でまずまずの出来だった遠藤選手に、リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は及第点となる「6」の採点を与え、次のようにレポートした。

「何度かまともなインターセプトを見せたが、すべてが少しギリギリの感じだった。試合が進むにつれて、セカンドボールを拾うのが上手くなった」

一方でノーゴールに終わった一戦で、攻撃に関する遠藤への寸評は厳しい。『LIVERPOOL.COM』は「ゴールを脅かせなかったリバプールに必要だったのはオン・ザ・ボールのプレーメーカー」として、「遠藤の後方へのパスにフィルジル・ファン・ダイクが絶望」と象徴的だったシーンを挙げています。

遠藤選手はビルドアップに関わり、シンプルかつ的確なパス捌きで攻撃にリズムをもたらしたが、確かに横パスやバックパスが多かった。守備では定評を得てリーグ戦3試合連続スタメンを勝ち取っているだけに、さらなる活躍にはオフェンス面での成長が求められるでしょう。


※本記事は、2023年12月18日執筆時の原稿です

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