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浪費グセのある主婦が実践した「物を買わないためのマイルール」

  • 2023.10.5
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私は「あれもほしい、これもほしい」と何でもほしいものは買ってしまう「浪費グセ」を持っています。20代前半のころはもらった給料のほとんどを使ってしまうほど、ひどい浪費グセでした。30代になったころ、このままではいけないと思い、ある「ルール」を決めました。それからは「浪費グセ」も落ち着いて、あまり物を買わなくなりました。今回は、ほしい物がある時にどうしているのか…浪費グセのある私の決めたルールをご紹介します。

ほしい物があるとき、実践しているマイルール

私は定期的に文具、日用品、グッズなどいろいろな物がほしくなります。本当に必要な物なのか、ほしい物なのか…最初は見分けがつかず、「ほしい」という気持ちのまま買ってしまう浪費グセがありました。結果的にムダな物を購入していたり、捨てることになったりと反省することが多々ありました。

そこで、ほしい物がある時に、下記の「ルール」を実践することにしました。

  1. まずは「必要」か「ほしい」かを考える
  2. 通販はとりあえず「お買い物のカート」に入れてみて、その日は買わない
  3. 今までムダづかいして捨ててきたことを思い出し、反省する
  4. すでに持っている物で代用できないか考えてみる
  5. 本は図書館で探してみる
  6. 買う前に夫や家族に相談してみる

まずは「必要」か「ほしい」かを考える

生活するうえで本当に必要な物だったら、買った方がよいでしょう。

ですが、壊れていないのにすでに持っている物や収納ケースを増やすなど、なくても普通に暮らせるような物なら「ほしい」と思っても、今すぐに買わなくてもよいと思います。

ほしいと思って買ったものの、買って満足してしまい使わないままでは「ムダづかい」になってしまいますよね。物にも必要だと思う優先順位をつけないと、お金はとても足りないですよね。

ほしいと思ったら、「本当に必要な物なのか」考えることからはじめましょう。

通販はとりあえず「お買い物のカート」に入れるだけ

スマホやパソコンがあれば、いつでも手軽に買えてしまう通販。買いたくなるキャッチコピーや口コミまであって、魅力的な物がたくさんありますよね。

でも、本当に必要なのか…買って満足して、ムダにしてしまわないか…自分に問いかける時間が必要です。その日は買わないでおいて、翌日以降にもう一度必要な物か考えてみましょう。

私はもう一度考える時間をもうけたことで、そのほしい物が手元になくても平気だと気づき、通販で買うものが減りました。そして、毎月のクレジットカードの請求金額もかなり減り、節約につながりました。

ムダづかいを思い出し、反省する

収納スペースには限りがありますよね。ほしい物ばかり買っては、家の中が物であふれてしまいます。

私は以前、ほしい物をほしいだけ買ってしまい、その結果捨てることになってしまいました。それでは作る人にも失礼だし、捨てるにもお金がかかるし、地球にもやさしくありません。

今までムダづかいをして捨ててきたことを思い出し反省をして、それでも今買わなければいけない物かを考えるようにしています。

すでに持っている物で代用できないか考えてみる

専用のツールは確かに便利です。でも、ほしい物は「今もっている物で代用ができないか」と考えてみるのは、ゲーム感覚で楽しめています。

私の場合は収納ケースを買わずに、牛乳パックを切って収納ケースを作ってみたり、空き箱や紙袋に収納してみたりしています。こうした家にあるもので代用するのは、汚れたら手放しやすくエコにもつながるのでおすすめですよ。

本は図書館で探してみる

絵本は子どもが成長すれば手放すものなので、図書館で借りて読んでいます。また、小学生の息子は毎週読書記録を書くため、図書館で本を借りて読みます。

私はレシピ本や暮らしの本などを借りています。レシピは人それぞれ好みもあるので、好きなレシピだけをチョイスしています。

どれも大切に読めば無料で借りられるものばかり。テレビや動画などが多い世の中ですが、こうして絵本や本など紙で読む情報もよいものです。

ただし、どうしても図書館にない本でほしい本がある時は購入して読んでいます。万が一不要になった時はフリマアプリで手放すようにしていますが、買った本は大切に読んで保管しています。

夫や家族に相談してみる

ほしい物を夫に「必要かな」と相談したところ、夫から正論が返ってきて、その結果何度も買うのを思いとどまることができました。

例えば電卓を購入しようか検討していたところ、「スマホでも電卓は使えるから、新しいものは必要ない」など、客観的に見れば分かるのに、自分では気づかないことに気づかせてくれました。

同じように子どもたちにも聞いてみると、「もう持っているからいらないよ」という答えが返ってきました。家族に相談することで、「ほしい」という気持ちをクールダウンしてくれるので、周りの人に問いかけてみるのも効果がありました。

ムダづかいが減るとよいこと

ムダづかいが減り、目に見えてよいことに気が付きました。

当たり前なのですが、クレジットカードの請求金額が減りました。また、物が増えないので整理整頓や家計管理がスムーズになり、暮らしやすくなりました。

物が増えないので部屋も片付き、広々としたお部屋を楽に移動できるようになりました。よく体を動かすようになったので、今まで全然やせなかったのに少しだけ体重が減りました。物を買わないだけで、自分にとってはめぐりめぐってよいことが起きたのです。

最初だけほしい物の我慢などはしてきましたが、メリットが増えた今ではマイルールを楽しんでいます。必要だと思ったものは買っていますが、このルールを取り入れてからは、ムダな物はほとんど買わなくなりました。

特別なことをしなくても、こうしたマイルールを作って心がけるだけでも、ムダづかいを減らすことができますよ。「ほしい」と思ったら、試しにぜひ実践してみてください。

著者:あめこ

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