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「私ならきょうだいが作れるから…」姉が子どもを渡せと迫ってきて…!!<家族なんていらない>

  • 2023.10.6

出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。電話をしている間に小梅の娘・麦ちゃんと姉がいなくなったことに気づいた小梅は、母に行き先を尋ねました。どうやら咲良は、麦ちゃんを連れて車で出て行ったようです。母は咲良に金銭的な援助を受けているため、「お姉ちゃんの言う通りにしてほしい」と言い出します。母は味方ではないと悟った小梅は、自分ひとりで麦ちゃんを探すと家を飛び出しました。咲良が行きそうなところは、やっぱりやっくんのところ。小梅は美容室へ向かい、やっくんが咲良に電話をするとーー。

やっくんからの電話に出た咲良。やっくんからの電話を喜び、今日は新居に帰ってきてと伝えます。小梅とやっくんはまだ離婚すると決まっていませんが、咲良はすでに新居の準備を進めていました。咲良のペースに付いていけないやっくん。鬼気迫る様子に脅威を感じるものの、どうすることもできません。一方の小梅はやっくんから住所を聞き出し、娘の元へと急ぎます。ドアの前まで来ると、麦ちゃんの泣き声が……。ドアを叩くと咲良が顔を出しました。

子どもは私たちが育てると主張する姉

咲良の居場所を突き止めた小梅。部屋からは麦ちゃんの泣き声が聞こえるので、一刻も早く娘に会いたい……。しかし、咲良は部屋に入れたくない様子です。そこで小梅は、「私が離婚に応じなければ、離婚届を出せないよ?」と、自分がキーパーソンであり、自分がいないと2人が結婚できない事を匂わせました。やっくんと結婚したい咲良はしばらく考え、離婚届にサインすることを条件に小梅を部屋へ入れました。

麦ちゃんの元へ駆け寄る小梅。「お姉ちゃんは麦の伯母じゃない。夫の不倫相手に麦は渡せない」と咲良に伝えますが、麦ちゃんは私とやっくんで育てると聞きません。やっくんと咲良の2人で新生活を始めてほしいと小梅が言い返すも、小梅がシングルマザーになって子どもを育てられるはずがない、子どもには父親と母親が必要だと話します。1歳の子どもを育てながら仕事ができるのか?保育園に落ちたらどうするのか?贅沢な暮らしはさせられないよね?と小梅を質問責めに。

そして、自分とやっくんなら小梅にきょうだいを作ってあげられると言い出し……。自分たちと一緒にいた方が麦ちゃんは幸せになることを主張。やっくんだけでなく、麦ちゃんも差し出すように迫る咲良でした。

小梅とやっくんはまだ離婚話もしていませんが、咲良の暴走がどんどん激しくなっていますね。咲良の独りよがりの言動に周囲が振り回されていますが、小梅は麦ちゃんのことを思って手放すのか、それともシングルマザーとして育てていくのか。小梅の返事も気になるところです。


紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。


著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

ベビーカレンダー編集部

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