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秋服のムダ買いに注意! 大人世代が失敗しがちな「服のNG買い方」3つ

  • 2023.10.5

涼しい日がようやく訪れ、秋ファッションが楽しくなってくるころ。お店に行くと可愛い服があふれていますが、心がときめくまま買っていると、あまり活躍しないムダなものを買ってしまうことも。今回は、大人世代が失敗しがちな服の買い方をご紹介します。

1.自分のクローゼットを見ずに買う

SNSの情報やウィンドウショッピングをして、気になるものをチェックしている人も多いでしょう。しかし、自分のクローゼットの様子はいかがでしょうか。買っても着ない服が多い人は、自分のワードローブを把握しきれていない可能性があります。手持ち服にマッチするかを考えながら買いたい服リストを作ると、欲しい服のシルエットやデザインが明確になっていきますよ。

似たような服があるのは「個性」につながる

一般的には「似たような服を買うと着なくなってしまう」と言われがちですが、上手く活用すれば着こなしに統一感が出ると感じます。つまり、似たような服をついつい買ってしまうことは、自分の好きな服を追求しはじめている証拠。テイストやシルエットにブレがないことは、ファッションスタイルの個性につながっていくはずなので、ポジティブにとらえていいと思います。

もちろん同じ服を買うことを推奨しているわけではないですが、似て非なる素材や質感、色ごとに素敵なものに出会えば、それに似合うボトムを選んだり、着こなしのイメージがわきやすかったりするので、着る頻度は高くなるでしょう。例えば筆者は、袖がポワンと広がった服が大好物。つい集めてしまいますが、これらの服を活かせるボトムを探しているところです。

2.実店舗に行くのに試着をしない

ネットショッピング市場が拡大してきて、試着なしで服を買う頻度が増えたように思います。ですが、自分の身体で試着してこそ服との相性がわかります。身体の厚みや骨格は人それぞれ。究極のバランスを見つけるために、プチプラ服であってもサイズをチェックして買うようにすると、失敗が少なくなると思います。

通販は返品交換ができるかチェックを

通販の場合は、返品OKのサイトを愛用しています。ボトムなどのサイズに悩むときは、同じものを別サイズで買って比べてから返品することも。通販はウエストやヒップ、肩幅などが詳細に書かれているので、一度フィットしたものを記録できるのが魅力です。サイズに悩んだときは、フィットした服と比べるだけで、サイズ感の失敗を防ぐことができますよ。

期間限定でサイズ交換ができるショップもありますし、最近は自分の身長や体重を記入するとおすすめサイズをオンライン上で選んでくれるサービスもあります。妥協せず、自分の身体にマッチするものを探してみましょう。

3.長く愛用できるイメージが持てないアイテムを買う

単純に「可愛い」「お得だった」「流行っている」という理由で買い、失敗してしまうパターンもあるでしょう。それは、リアルに着ている状態や、長くお手入れするシーンまで想像できていないせいかもしれません。例えば、ヒールのあるシューズ。「持っていないから」「安いから」という理由で気になったとしても、脚が疲れるし履かないかも……と少しでも思うのであれば、無理に買う意味はありません。今はペタンコ靴でもエレガントなデザインが多いので、ヒールにこだわる必要はないでしょう。

ほかにも、ボタンが多くて装着しにくい、少しキツイ、痛いなどの不快なポイントがあると、手が遠のいてしまうもの。リアルに着たいと思えるような、ノンストレスなものを選ぶのがおすすめです。

店頭ではお手入れ方法も確認

せっかく店頭でお買い物をするなら、店員さんにお手入れ方法まで確認するとベター。服のプロである店員さんの服のお手入れ方法には、リアルな情報が詰まっています。ネットで購入する際も口コミまでチェックして、「安いけれど洗ったらシワシワになった」という服は選ばないようにしています。

たとえば、筆者が最近購入したスエードのスニーカーは、防水スプレーをすると長持ちすると店員さんから聞きました。少しでも長く、買ったばかりの状態のまま履き続けたいので、できる限り確認しながら買い物するのが失敗しないコツだと思います。

ときめいても一度冷静になってじっくり買うのが正解!

雑誌やお店でどんなに素敵に見えても、着るのは自分。自分のワードローブと自分の体型、生活環境を確認しながら本当に着る服だけを選ぶと、失敗知らずでお買い物ができますよ。秋服のお買い物の前に、参考にしてみてくださいね。

筆者情報

桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111

文/桐生奈奈子

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