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「一刻も早く…」夫や元同僚からの心無い言動に我慢の限界!妻はある決断を下し…<半分夫>

  • 2023.10.6

マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。マチ子さんが離婚を選択しないのをいいことに、ブン太の半分強要はどんどん執拗になるばかり。マチ子さんはある日の妊婦検診で、立ち会い出産を希望せずひとりで生むと決意しました。帰り道、マチ子さんは自分を退職に追いやった同僚のミナミと遭遇。ミナミはその後妊娠し、仕事も結婚生活もうまくいってないと嘆きます。そしてマチ子さんのことをずるいと言い、つわりが終わらないのも恵まれているせいだと発言。マチ子さんはそこまで侮辱される筋合いはないと、「一生許さない」と伝えました。

彼女は何を言いかけたの?

ミナミは自分と私を勝手に比較して、私が幸せになることが許せないようでした。

それならと私は、本心ではないけど「あんたより幸せよ」と宣言。

ミナミは私を引き止めながら何かを言いかけましたが、無視して足早に帰宅しました。

しかし別れ際のミナミの様子が妙に気になり、久しぶりに彼女のSNSを開くと……。

ミナミのSNSには、マチ子さんがつわりで無責任に会社を辞めたという悪口と、生きるのもやめたらいいのにという言葉が書かれていました。

つわりで働けなくなってから自信をなくしたマチ子さんは、ミナミの言葉が重くのしかかり、はやく自立しないと本当にダメになってしまうと苦しみます。

そしてそれを胸に、強くなることを決意。子どもが生まれたら離婚すると改めて誓い、出産に臨みます。ブン太は意外にも生まれた子どもにデレデレ。しかし出産を終えたマチ子さんに労いの言葉すらなく、すぐに今後の生活のルールを提案してきます。


自分には仕事があるからと、土日のうち土曜日だけ育児をすると提案するブン太。

目の前のかわいいわが子を命がけで生んでくれた妻に、最初にかける言葉とは思えませんよね。そもそも育児は、年中無休。新生児となれば24時間対応が必要になり、妻に丸投げして何とかなるものではないでしょう。

さらにマチ子さんが産後の体のダメージを回復させなければ、満足に赤ちゃんのお世話をすることもままなりません。ブン太には生活の割合を半分にしたいなどと考える前に、まずは出産や育児の大変さを理解してから発言してほしいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部

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