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「え、それがおやつなの!?」他国ママの育児を見て衝撃!頑張りすぎだと気づき、ラクになったきっかけ

  • 2023.10.5

私が初めての妊娠・出産を経験したのは、夫の転勤先であるイギリス。産後、近くに頼れる友人も少なく、家族もいません。日本とは違う文化や気候に戸惑うことも多く、ひとりで頑張りすぎてショートすることが多かった私。育児が少しずつラクになるきっかけとなった、友人がくれた意外なおやつとは?

慣れない海外生活と育児に手を焼く日々

長男を出産後、私は慣れない海外生活と初めての育児という2つの壁にぶつかりました。見慣れない食材が並ぶスーパーや、朝8時でもまだ暗い冬など、戸惑いも大きかったです。

その中でも生まれたばかりの長男の生活リズムを整えるため、1日のスケジュールを細かく決めていました。さらに健康のために料理を習うなど、食事作りにも手間をかけていた私。当然食材選びにも時間がかかり、疲れて泣く長男を抱えてスーパーで立ち尽くしたことも。今思えば、私はあれこれ頑張りすぎでした。

友人親子の“超シンプルおやつ”とは?

長男が生後11カ月のころです。疲れがたまっていたある日、とあるきっかけが訪れました。公園で友人のロシア人親子と遊んでいたとき、当時1歳の息子さんがおやつを食べ始めたのです。そのおやつはなんと、ざく切りの生キャベツ。

「え? キャベツ?」と驚く私。お母さんは私たちにも分けてくれようとしましたが、私は戸惑いを隠せません。

「キャベツって、おやつなの?」と、当時の私にはまさに目からウロコでした。よくよく考えてみると、りんごや桃などを丸かじりする子どもが多かったイギリス。私はおやつ作りを頑張りすぎなのかも……と、やっと気づきました。

キャベツのおやつがきっかけで、慣れない海外での育児を一層忙しくしていたのは自分だったのだとわかり、それからは私も、カットしただけのきゅうりやりんごを持ち歩くように。おやつを選ぶときは手の込んだものにこだわらず、シンプルでもいいものを選べるようになったことで、頑張りすぎの育児が少しずつラクになりました。

※赤ちゃんに丸い食材(プチトマト、ぶどう、ウズラの卵、丸いチーズなど)を与える際は、誤嚥を防ぐために1/4程度に小さくカットして食べさせるようにしましょう。

監修/助産師 松田玲子

イラスト/森田家


著者:濱田よし

ベビーカレンダー編集部

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