1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 村上春樹さんの本に登場した国「老檛」、氷河が見られる米の州「阿拉斯加」、この漢字が読めたらスゴい!

村上春樹さんの本に登場した国「老檛」、氷河が見られる米の州「阿拉斯加」、この漢字が読めたらスゴい!

  • 2023.10.6
  • 205 views

作家村上春樹氏の紀行エッセーにも登場した「老檛」は、東南アジアにある、インドシナ半島に位置する国です。アジア有数の大河であるメコン川が、国内の原生林の中を1,900キロメートルに渡って流れています。また、アメリカの「阿拉斯加」は、州中央部のユーコン川沿いに、日系アメリカ人のフランク安田氏が作ったビーバー村があり、小説家の新田次郎氏は、この村と自身の生涯を描いた本を出版し、映画化もされました。この「老檛」と「阿拉斯加」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?

■「老檛」ってどこ?——世界遺産ジャール平原には謎の石壺が2,100個も点在

「老檛」の読み方はラオスで、正式名称はラオス人民民主共和国です。

国土面積は23万6,8000平方キロメートルで、日本の本州(22万7,942平方キロメートル )と同じくらいの広さを持つ内陸国です。

近年急速な近代化が進むタイ・ベトナムに挟まれた国ですが、ラオスはまだまだ素朴な生活や豊かな自然が残っており、「東南アジア最後の秘境」とも称されています。

首都はビエンチャンで、ビエンチャンには国章や紙幣にも描かれている、ラオスの象徴的な仏塔「タート・ルアン」があります。

ラオスには世界遺産が3カ所ありますが、そのうち2019年に登録されたのがジャール平原です。ジャール平原には2,100個以上の巨大な石壺がそこかしこに散らばっています。

この石壺の用途については様々な説がありますが、真実は謎に包まれたままです。

また、作家の村上春樹氏は、2015年に発表した紀行文集『ラオスにいったい何があるというんですか?』の中で、ラオスを含む世界各地の魅力を紹介しています。

■「阿拉斯加」ってどこ?——観光客にも人気のデナリ国立公園

「阿拉斯加」はアラスカ州のことです。

アラスカ州はアメリア最北端に位置し、州の95%以上に氷河やフィヨルド、森林といった原生のままの自然が残されています。

一部は国立公園として活用され、その総面積はアメリカの国立公園全体の約3分の2です。

デナリ国立公園・自然保護区はアラスカを代表する国立公園で、毎年約60万人の旅行者が訪れています。

園内を巡るバスに乗って、ハイイログマやオオカミ、カリブーといった動物たちに北米最高峰のデナリ山を眺めることもできます。

アメリカ最大の国立公園であるランゲルセントアライアス国立公園では、最も良い状態で残っていると言われる20世紀の銅山の町が見学できます。

潮水氷河が見事なアラスカ州沿岸の一端を堪能できる氷河クルーズや、雄大なマッキンリー山の周りを回りながら空からアラスカの広大な大地を見渡せる遊覧飛行も欠かせません。

文/編集・dメニューマネー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる