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あの日のまつど―写真でふりかえる150年ー松戸市立博物館で開催中

  • 2023.10.5
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千葉県誕生150周年・松戸市市制施行80周年を記念して
明治からの昭和の松戸を振り返る

松戸市立博物館で、企画展「あの日のまつど―写真でふりかえる150年ー」が、11月12日(日)まで開催されています。千葉県誕生150周年・松戸市制施行80周年を記念して、松戸の明治から昭和への時代の変遷を写真でたどる企画展です。

第一部は、「”まつど”のあゆみ」と題して、明治から終戦前の1943年(昭和18年)、松戸市の市制施行までを振り返ります。

第二部は、「『広報まつど』にみるくらしの変化」。1950年に「松戸市法報」として始まり、今に至るまで続く(今年9月15日号で1774号)「広報まつど」の写真や記事を使って、松戸に住む人々の生活の様子や市の変遷をたどっています。

第二部は、「民主主義の模索」、「病気とのたたかい」、「開発」、「まつど点描」の四部構成。「病気とのたたかい」では、下水道などの衛生環境が整わない中で、人々が各種の病気を防ぐために知恵を絞って対策をしている様子がうかがえます。

出典:リビングかしわWeb

1956年初夏・住宅地の十字路。衛生の向上に知恵を絞る人々を描いた漫画

また、「開発」「まつど点描」では、常盤平団地や鉄道や道路の整備の様子が描かれます。

現在の松戸市からは想像もつかないような市内各地の写真を見て、看板の文字などから、これは今のここだろうと推測してみるのも楽しかったです。

出典:リビングかしわWeb

市内各地の様子。今のどこにあたるのか推測してみるのも楽しい

出典:リビングかしわWeb

昭和30年代に活躍したオート三輪の展示も

なお、「広報まつど」のバックナンバーは、松戸市のホームページに第一号からすべて掲載されていますので、この企画展で興味を持たれたら、ご覧になってみてください。

企画展は入場無料、充実のパンフレットも無料配布

この企画展は入場無料です。また、展示されている写真は資料を網羅した、およそ30ページのパンフレットも無料で配布しています。これだけでも松戸市の歩みを見て取ることができる充実の内容となっています。

昭和の時代を知る人はもちろん、現在松戸市や近隣の地域に住む人々には、自分の住む町の歴史を知ることができる、とても面白い企画展です。博物館のまわりには、広大な「21世紀の森と広場」の公園が広がっています。

秋の一日、公園散策も兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。

企画展 あのひのまつど―写真でふりかえる150年― 開催期間 11月12日(日)まで 入場無料 ※ 関連イベント「写真と文書でふりかえる”まつど”―松戸町坂川普通水利組合。陸軍工兵学校―」(講師・学芸員林幸太郎氏) 日時 10月29日(日)13:00-15:00 (定員67名。Web又ははがきで事前申し込み。詳しくはウェブサイトで)

松戸市立博物館 所在地 千葉県松戸市千駄堀671 アクセス 新京成線八柱駅・JR武蔵野線新八柱駅より徒歩15分。 同駅・JR常磐線新松戸駅よりバス「森のホール21・公園口」下車。 (車の場合は、21世紀の森と広場の有料駐車場利用) Tel 047-384-8181 http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse 開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 毎週月曜日 ※10月9日は開館、翌10日休館 観覧無料デー 11月3日(金・祝)は、常設展示も無料になります。 (通常は、大人310円、高校生・大学生150円、中学生以下無料)

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。

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