私たちの生活は、いくつもの選択肢で満ち溢れています。新しいトレンドやアイテムが絶え間なく生まれる中、自分らしさが表れるのはその“ものの選び方”にあるのではないでしょうか。
今回は、数々の人気ファッション誌で活躍し、働く女性からも絶大な支持を受けるスタイリストの小山田早織さんから“ときめくものの選び方”について教えていただきました。小山田さんの洗練されたスタイルに触れ、自分らしいもの選びを楽しんでみましょう。
ものに囲まれるスタイリストという仕事なので、“もの選び”には特別な思いがある
「心惹かれるのは、ストーリー性を感じられるもの」
――小山田さんが心を動かされたり惹かれたりするものって何ですか?
「大人になればなるほど、様々なものを見てきているからなのか、直感で好き!とか、心が動かされるアイテムに出合える確率は減っていく気がします。特に私はスタイリストという職業で、日常的に膨大な量のお洋服やアイテムを見させていただいているので、なかなかそのようなアイテムに出合えるのは稀。ですが、素直にみなさんにお伝えしたい!と行動に移るものは、結果として心も身体も動かされているのだと思います」
――業界的にも、たくさんの“もの”に囲まれる仕事ですよね。
「そうですね。たくさんのものに囲まれる仕事だからこそ、デザインも含めて、品質や性能など、企業努力が垣間見える部分があるとワクワクしますし、感動もしますね。ものづくりの背景が見えるとやっぱり心動いちゃいます」
――“心惹かれるもの”だけを厳選して身につけられていると伺ったんですが、その中で意識していたことはありますか?
「以前はスタイリストという職業柄、ものが増えていくのが当たり前だと思っていて。ですが最近では一つ一つのものの意味とか、哲学的なことを考えるようになったんです。環境配慮のことももちろんですし、トレンドを追い求めるスタイルではなく、ものを長く大切にする方向で様々な角度からのご提案をしていきたいと思っています」
「素敵なものは、身につけて鏡を見ると表情が明るくなる」
――年齢を重ねたり、ライフステージが変わったりする中、身につけるものに変化はありましたか?
「あります。以前は質より量!という感じで毎日いろいろなコーディネートを楽しみたいと思っていましたし、実際にたくさんのものに囲まれていました。その頃を思い返すと、欲しいものが底なしにあるような感覚でしたね。ですが、年齢を重ねるうちに量よりも質に変わりました。心躍るものたちを大切にケアしながら、丁寧に暮らしていきたいと思うようになりました。必然的に物欲も落ち着きました(笑)」
――きっと、大事にしようっていう気持ちも高まりますよね。
「そうですね。結果としてすぐ壊れるものよりも、メンテナンスしながら大事に長く持っていける、子どもや孫の代まで引き継いでいけるようなものっていいですよね」
――長く愛用していくと、次第に“ときめき”が薄れていく印象があるのですが、その“ときめき”を持続させるために、工夫していることってなんでしょうか。
「持ち物に対して“本当に好きかどうか”を常に考えています。3日に1回ぐらいのペースで、“本当に今、自分の家の中にあって心地いいのかな?”と家中のものに問いかけています。常にクローゼットは自分をおもてなしする空間だと思っているので、見るたびに『いらっしゃいませ』と語りかけてくれるような状態にしておくように意識してます。ものを綺麗に並べてあげると、自然と自分に必要なものだけを選べるようになっていくんです」
ファッションだけではなく、大人が満足する“質”にもこだわりたい
「一分一秒を感じられるのがアナログ時計の良さ」
――小山田さんはアナログの腕時計を持たれることが多いとのことですが、その良さについて教えてください。
「生きているだけでノイズが多い時代ですよね。そのせいなのか、今この瞬間を楽しむことや、自分が持っているもので満足するとか、そういう基本的なことがなかなかできない世の中になってきているなって」
――どこにいても情報が入ってくる時代ですよね。
「子どもの頃よく『一分一秒を大切に』と言われてましたけど、カチカチ動くアナログの秒針でそれを目視できるっていうのはすごく大事なことだなと思います」
――確かに、より一分一秒を感じられそうです。
「今目の前でお話ししている方、家族ももちろんそうですけど、スマホなど便利なツールのせいで目の前のこと以外に気を取られちゃうっていうのがもったいないことだなって。誰とでも気軽に繋がれる時代だからこそ、目の前にいる人を疎かにしたくないですよね。だからこそスマホで時間を確認するのではなく、しっかりと時を刻むアナログ時計を身につけたいなと思うんです」
「いつまでも身につけていられるような、長く愛用できるものを選ぶ」
――小山田さんが腕時計を選ぶときに注目している点はありますか?
「飽きのこないデザインは、とても重要です。電池交換がいらないエコ・ドライブもメンテナンスが手軽で非常に魅力的だと思います。つけたい日に限って電池がなかったりするとストレスも感じてしまいますし。あとは子育て中なのである程度の耐久性も大事なポイントです」
――メンテナンスが必要だと大変かもしれないですね。
「上質さを求める大人が満足する性能とかデザイン性を担保しながらも、エコ・ドライブのようなイージーケアで済むのは、デイリーに使えて嬉しいです」
――いつでも使えるのは安心ですよね。ちなみに仕事とプライベートで、時計の使い分けはされますか?
「仕事では、すぐに時間が分かるように大きい文字板のデザインの時計をすることが多いです。逆にプライベートでは、ブレスレットと重ねたりジュエリーの一部としてその日のスタイリングに合わせる感じです。
ベルトに主張がある時計は意外とお洋服を選ぶので、今つけている、クロスシーのサクラピンク®の時計は、例えばジャケットが茶系でもネイビーでも、どんな色にもハマる。こういう合わせやすい時計は安心感がありますね」
――今小山田さんにつけていただいている時計について、特に惹かれた点はなんでしょう?
「まずサクラピンク®っていうネーミングがすごく可愛らしいですよね。あとは、“見た目は華やかなのに、実はしっかり中身の性能もあって強さもある”とか、“こんなに儚げな色なのに、キズつきにくい”など、まさにそんな女性でいたいなと思わせてくれる時計です」
魅力あふれる“シチズン クロスシー”で、こだわりを叶える
シチズン クロスシーのhikari collectionから、今回小山田さんに着用いただいたのは、サクラピンク®とシルバーカラーのコンビがシックな時計「ES9496-64W」。小山田さんに語っていただいた“もの選びのこだわり”を満たしてくれる一本です。
クロスシーが誇る“hikari collection”の魅力
時計:ES9496-64W
アクティブな場所でも安心な防水機能があることや、時刻合わせがいらない電波時計であることなど、とにかく魅力が満載のシチズン クロスシー。あなたらしさにフィットする時計となるはずです。
シチズン クロスシーの時計を見るしっとりと肌に馴染むので、大人の女性からも愛されるシチズンだけの「サクラピンク®」。華やかさもあり、手元のコーディネートも楽しくなりそう。
サクラピンク®の時計を見る小山田さんレコメンド! シチュエーション別に“hikari collection”をご紹介
柔らかい印象のダークネイビーダイヤル。女性らしさも残しつつ、強さも感じさせる上質なデザイン。
時計:ES9490-61L ¥95,700(税込)
アクセサリー感覚でつけられる、落ち着いたカラーのウオッチ。さりげない美しさで気持ちも華やぐ。
時計:ES9496-64W ¥99,000(税込)
トレンドのイエローゴールドモデル。ブラックのアップルレザーストラップはコーデのアクセントに。
時計:ES9492-14A ¥95,700(税込)
気持ちを高めてくれる一本を選んで
たくさんのこだわりが詰まったシチズン クロスシーをご紹介しました。素敵なものがたくさんある時代だからこそ、「好きなものだけを選んでいく」ということに一層意味を感じますよね。
みなさんも“心がときめく時計”を身につけて、毎日を楽しく過ごしてください。
※衣装は全てスタイリスト私物です。
お問い合わせ先
シチズンお客様時計相談室
0120-78-4807 受付時間は9:30 - 17:30(祝日を除く、月曜日から金曜日まで)
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Model / Stylist:Saori Oyamada
Photo:Misa Shimazu
Design:Saeko Mochizuki[TRILL]
Edit:Kaori Hiraiwa
Direction:Kanako Kobayashi[TRILL]
提供:シチズン時計