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ハサミでもできちゃう!?丸ごとチキンの正しい切り分け方

  • 2023.12.22
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出典:PIXTA

クリスマスと聞いて、思い浮かべるものは何ですか?いろいろ思い浮かぶと思いますが、「ローストチキン」を思い浮かべた方も多いでしょう。クリスマスだからとせっかく一羽丸ごと買っても「きれいに切っておいしく食べられたことがない…」という声もしばしば。

そこで今回は、食感を損なうことなく、一羽丸ごとおいしくいただける「ローストチキンの切り方」について紹介します。今年のクリスマスにローストチキンを考えている方は、この機会にチェックしておきましょう!もう迷わずに済みますよ。

ローストチキン(丸鶏)の切り方のポイント

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作成:TRILLニュース

焼き上がったら30~40分ほど時間をおき、肉汁を落ちつかせてから切るようにしましょう。焼き立てで切ると肉汁が流れてしまうので、時間をおいてから切り始めるのがポイントです。

切る前には部位の確認をしておくようにしましょう。部位ごとに切り離していくため、あらかじめ部位を把握していた方がきれいに切り分けることができますよ。

【手順1】 もも肉

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まず初めにもも肉を切ります。関節に沿って切っていくことがポイント!

  1. お尻側を手前、胸側を奥の状態にして、もも肉と胴体の間にナイフを入れます。
  2. 関節に沿って、関節から骨をはずすように包丁で切ります。
  3. 左右同様に、もも肉を切り離します。

切り進めていくと付け根の方に白くて丸いものが見えてくると思います。それが関節です。この関節に沿って切っていくと、切り外しやすくなりますよ。

【手順2】 手羽

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次に、手羽を切っていきます。もも肉同様、関節に沿って切るのがポイントです。

  1. お腹側から手羽元の付け根の部分に切り込みを入れます。
  2. 切り込みを入れながら、関節に沿って肉を切り、手羽をはずします。

ちなみに、鶏のお腹側は平らな方で、背中側が丸みを帯びている方です。よくある丸鶏のローストチキンの盛り付けは、仰向けの状態になるので、お腹側と背中側を間違えないように注意しましょう。

【手順3】 むね肉

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続いて、むね肉を切ります。むね肉の切り分けでは、最初の切れ込みで胸の細い骨の両脇にナイフを入れるのがポイントです。

  1. 胸の中心部分に、縦に2本切れこみを入れます。
  2. 胸から続いてY字型になっている首の骨に沿ってナイフを入れます。
  3. むね肉全体をはずします。

【手順4】ささみ

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むね肉全体を外すと、むね肉の中心部にささみがあります。手でささみを取り外してください。

食べやすく切り分けておいしく食べよう!

もも肉、むね肉、手羽、ささみのパーツに切り分けることができたら、食べやすい大きさに切り分けていただきましょう。お子様と一緒に切り分ける場合や脂で手が滑るのが怖い方は、キッチンバサミで切っても切り分けができるので挑戦してみてくださいね。

切り分けの際に出てきた鶏ガラも、スープや煮込み料理に使ったりするとおいしい出汁の役割を果たしてくれます。チキンを食べ終わってしまった後もおいしい食事が楽しめますよ!おいしいローストチキンを食べながら、素敵なクリスマスを過ごしくださいね。

 

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ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。