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見知らぬ土地で初めての育児 そんな中で出会った街の郵便局員との“心温まる関係”に「今でも忘れません」

  • 2023.11.1

寂しい気持ちでいる時、人の温かさに触れて、思わず涙腺が緩んだ経験は誰しもあるはず。そういった出来事は、どれだけ月日が経っても鮮明に覚えていますよね。

本記事では、郵便局員さんから温かな手紙をもらったという女性のエピソードについてご紹介します。

孤独だった日々が一変

郵便局員さんがくれた“特別な手紙“について、30代の女性が教えてくれました。

 

私は当時、夫の仕事の都合で転勤を繰り返しており、3年ほどで新しい土地へ引っ越す生活をしていました。妊娠を期に仕事を辞めた私は、出産後も見知らぬ土地で一人ぼっちでした。

日中誰とも話すことなく、淋しい気持ちで過ごす日々…。そんな中、子どもとお散歩ついでにフリマアプリの発送をよくしていた私は、週3回ほど郵便局に行っていました。

そこには、いつも笑顔で出迎えてくれる、40代後半ぐらいの局員のお姉さんがいました。

私が淋しそうな顔をしていると、暖かく声をかけてくれたり、子どもがぐずるとあやしてくれたり…。いつの間にかその方に会えることが日々の楽しみになっていました。

月日が流れてまた3年後、二人目の子どもを出産した私は、その方のことを本当のお姉さんのように慕うまでになっていました。

しかし、また夫の転勤が決まり、そのお姉さんとも離れ離れになることに。お姉さんにそのことを報告すると、後日、こんなお手紙をくださったんです。

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郵便局員さんとお客という関係性でしたし、プライベートでお会いする機会もなく、郵便局でのみ会えるという特別な関係でした。

そんな時とても心温まるお手紙を頂いて、私は涙が止まりませんでした。ただの他人だった彼女は、私の孤独を救ってくれたとても大切な存在になっていました。

今でもそのことは忘れませんし、いつかまた会える時が来たら、お礼を言いたいです。

一生忘れないであろう特別な手紙

知り合いもいない土地で孤独だった時に、声をかけてくれた郵便局員のお姉さん。もしかすると、お姉さんも投稿者さんのことを妹のように思っていたかもしれませんね。

何気ない日常の一場面で、「声をかけたほうがいいかな…」と思っても、なかなか勇気が出ずに行動に移せない時ってありますよね。しかし、自分の小さな勇気で起こした行動は、自分が思っている以上に相手を救っているかもしれないということを覚えておきたいです。

投稿者さんがまた新たな土地で温かな縁に恵まれていると良いですね。


編集:TRILLニュース編集部

提供:30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています