「子どもに読ませたい漫画」ランキング！『ONE PIECE』『SLAM DUNK』を抑えた1位は？【100人の親が選んだ】

2023.11.3
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今日11月3日は、文化の日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」、国民の祝日です。

博物館や美術館の入館が無料になったり、コンサートや伝統工芸に触れるイベントが開かれたり…。また、皇居では毎年、文化勲章の授与式が行われています。

日本が世界に誇る文化といえば、漫画！ということで、今回は「子どもに読ませたい漫画」をテーマに、子どもを持つ100名の方にアンケート。結果をランキング形式で発表します。

これから成長して社会に出ていく世代に伝えたいことや、漫画の中にある大切なメッセージに、心温まること間違いなし。文化の日にぴったりのランキングになっていますよ。

それでは3位から、チェックしていきましょう！

【第3位】コウノドリ（5票）

『コウノドリ』
著者：鈴ノ木ユウ
講談社／モーニング／2012～2020年連載
全32巻

第3位は、『コウノドリ』です。主人公は、産婦人科医と謎の天才ピアニスト、2つの顔を持つ鴻鳥サクラ。彼の活躍と、リアルな産科医療の現場を描いた作品となっています。ドラマ化されており、2015年と2017年にTBS系列で放送されました。その際には、涙を流す視聴者が続出したとか。

この漫画を選んだ人のコメントがこちら！

生まれるということは奇跡なんだということ、子供を産むという意味と親の思いを知ってもらえると思う。（39歳/愛知県/パート）

子どもは男の子ですが、妊娠や出産のしんどさを知ってもらい、自分が結婚するときに奥さんに優しく接してほしいから。自分自身が高齢出産だったので、高齢になればなるほどリスクが上がることを知ってほしい。何より命の尊さを知ってほしい。（40歳/北海道/専業主婦）

無事に出産するというのは当たり前のことではなく、それぞれの親子に色々なドラマがあることがリアルに描かれているから。娘が産まれるまで、色々な壁を乗り越えてきたことが伝わると思うから。（31歳/宮城県/薬剤師）

【第2位】『ONE PIECE』（10票）

『ONE PIECE』
著者：尾田栄一郎
集英社／週刊少年ジャンプ／1997年〜連載中
既刊107巻（2023年11月2日現在）

第2位は、『ONE PIECE』です。伝説の海賊王が遺した秘宝を巡って、たくさんの海賊が争う大海賊時代。海賊王を目指す主人公・ルフィが、旅の中で仲間や敵と出会う物語となっています。言わずもがな世界的に人気のある作品で、全世界累計発行部数は5億1000万部を突破しています。

この漫画を選んだ人のコメントがこちら！

自分の信念に筋を通すキャラクターが多いと思うので、子供にも自分の道を貫いて欲しいなと思います。また夢を追ったり、仲間を大事にする部分も生きていく上で大切と思うので読ませたいです。（33歳/神奈川県/会社員）

大人になってから読み始めた自分が、感動したり元気になったりできる漫画なので、若いうちにぜひ読んで色々と考え感じてもらいたいと思う（48歳/静岡県/会社員）

ルフィが仲間のために頑張ったり、仲間のことを想ったりするシーンから、人との繋がりや人生の大切さを学んでほしい（36歳/鳥取県/専門職）

【第2位】『SLAM DUNK』（10票）

『SLAM DUNK』
著者：井上雄彦
集英社／週刊少年ジャンプ／1990〜1996年連載
全31巻

同じく10票の第2位は、『SLAM DUNK』です。不良少年だった桜木花道が、バスケットボール部に入部。チームメイトと衝突したり、試合に参加したりする中で、成長し、才能を開花させていきます。国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上で、アニメ、ゲーム、映画にもなっています。

この漫画を選んだ人のコメントがこちら！

動機は単純なもの、ちょっと不純なものでもいいので興味を持ったものにチャレンジして欲しい。その上で好きなことだと思ったら腹をくくって更に困難があっても上を目指せる事を学べる漫画。そして「あきらめたら試合終了」という言葉を胸に刻んだ上で様々なことを体験して欲しい。（57歳/神奈川県/会社員）

不器用でもあきらめず努力することで、何かを達成することができるということを教えてくれる漫画（38歳/東京都/フリーランス）

仲間のことを思いあい信じあい、最後まで諦めないことの素敵さを感じてほしい（37歳/兵庫県/パート）

【第1位】『ドラえもん』（12票）

『ドラえもん』
著者：藤子・F・不二雄
小学館／小学館の学習雑誌、コロコロコミック、てれびくんなど／1969〜1997年連載
全45巻

第1位は『ドラえもん』です。ぐうたら気味の少年を更生させようと、未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもん。心温まる友情物語や、ワクワクするようなひみつ道具が魅力です。漫画の連載が始まったのは、学習雑誌の1970年1月号から。現在は、アニメや映画にもなり、世代を超えて愛されています。

この漫画を選んだ人のコメントがこちら！

私自身も何度も読んでいて、小さい時から身近にあるものでした。一つ一つの物語・道具にちゃんと意味があったりオチがあって、とても理解しやすい漫画だと思います。途中で出てくるのび太の言葉やドラえもんの言葉も心に響くものが多いです。（45歳/北海道/主婦）

未来の道具が沢山出てきて想像力がかきたてられるし、道具に頼りすぎて失敗するのび太やたまに自力で頑張ろうとするのび太を見て、自分の力でやってみようという気持ちになってほしい。（37歳/千葉県/主婦）

ほんわかしておもしろいし、友達とか家族を大切にする気持ちが養われそう（42歳/大阪府/自営業）

紛う方なき名作！

ランクインしたどの漫画も、絶対的な名作。他にも『ちはやふる』（講談社）、『宇宙兄弟』（講談社）、『鬼滅の刃』（集英社）、『はたらく細胞』（講談社）などにも票が集まっていました。どの漫画を子どもに薦めようか、さらに迷ってしまいますね！

何より、子どもの未来を想うコメントに、胸が熱くなりました…！今日は改めて漫画をじっくり読んだりお子さんに薦めてみたりして、日本の大切な文化を感じてみてもいいかもしれません。

調査方法：インターネットサービスによる任意回答（自由記述式）
調査実施日：2023年10月19日
調査対象：全国の20代～60代
有効回答数：100名

編集：TRILLニュース
サムネイル画像出典：PIXTA

※記載している回答は原文ママ。記事内の画像はイメージです。