「たべっ子どうぶつ」着ぐるみ化していた件！ファンを魅了するX（旧ツイッター）投稿について

人気の証し？「たべっ子どうぶつ」が着ぐるみ化！

菓子メーカー「ギンビス」（東京都中央区）から発売されている「たべっ子どうぶつ」。2023年に発売45周年を迎えたロングセラー商品ですが、昨今、菓子という枠を超え、キャラたちが着ぐるみとして奮闘しているのをご存じでしょうか？2022年にはコンセプトカフェ『たべっ子どうぶつカフェスタンドOmotesando』、2023年にはリアル大型イベント『たべっ子どうぶつLAND』を開催し、 着ぐるみの“どうぶつさん”が日替わりでグリーティング（ファンとの触れ合い）を行うなど、盛り上がりました。

グリーティングの様子を投稿するツイッター（現X）公式アカウント「たべっ子どうぶつLAND」は、あざといまでにかわいらしいポーズの写真を連日アップ、和やかな投稿でファンの心を日々くすぐっています。

ビスケットのキャラが着ぐるみに。あらゆるキャラが成し遂げられるわけではありません。そこで今回、着ぐるみ化に至った経緯や、ツイッター上でファンを魅了するキャラクターの個性について、「ギンビス」営業本部・広報の吉村萌子さんに取材しました。

着ぐるみ化されたのはいつ頃から？

たべっ子どうぶつのキャラたちは、いつから着ぐるみになっていたのでしょうか。

「最初は、2018年にらいおんくん、かばさん、ぞうさんが着ぐるみ化されて、2020年にうさぎさん、続く2022年にきりんさん、ねこさん、さるさん、わにさん、ひよこさんが着ぐるみ化されました」（吉村さん、以下同）

着ぐるみたちが活躍するのは、もちろんリアルイベントの場面です。

「第一弾として開催した、2022年の『たべっ子どうぶつカフェスタンドOmotesando』に関しては、トレンドの発信地である表参道で開催することによって、今まで『たべっ子どうぶつ』を知らなかった新たなお客様との交流につながると思ったからです」

「東京ドームシティと横浜で開催した『たべっ子どうぶつLAND』については、誕生45周年を記念するアニバーサリーイヤーということで、お客様への感謝の気持ちとともに『たべっ子どうぶつ』の世界観を体験いただけるような場所を提供したいという思いから開催しました」

どうぶつさんのポージング指導者はいるのか

そして気になるのは、ツイッターの投稿に見られる、どうぶつさんたちのポーズです。かわいらしいだけでなく、ちょっとあざとかったり、シュールだったり。ファンたちの心をつかむ絶妙なポーズの数々は、誰か指導者が付いて磨いていったものなのでしょうか。

「当社の中では、着ぐるみといった位置付けではなく、あくまで、どうぶつさんとして捉えているので、指導者などはいないですね。お客様を喜ばせたいという一心で、どうぶつさんたち自身が立ち回っているという形です」

着ぐるみなどいない、そこにいるのは、どうぶつさん－－。ギンビスはファンたちの夢を守り続けます。

（LASISA編集部）