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もしかしたら「盗品」かも?メルカリで iPhoneを買うときの注意点

  • 2023.10.4
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iPhone15が発売されたが、値段が高く旧型の iPhoneをメルカリで買おうとしている人もいるかもしれない。しかし、メルカリには盗品や劣化品が出回っているので、買うときは注意が必要だ。 iPhoneをメルカリで買うとき、どのようなことに注意すればいいのだろうか?

■メルカリで「iPhone」を買うとき確かめるべきこと

iPhoneはメルカリなどのフリマアプリで買えば、安く手に入ることがあるが、買った商品が盗品だったというようなリスクがある。iPhone15が、9月22日に発売されたが値段は高額なため、メルカリなどで、旧モデルを安く手に入れたい人も多いかもしれない。フリマアプリで、盗難品やバッテリーなどが劣化した商品を買って損をしないためには、次のことを確かめる必要がある。

●写真が少ない──大きな傷や故障を隠している可能性がある

前面・背面それぞれの全体写真はもちろん、上下左右全ての側面の様子が分かる写真を掲載している出品者を選ぼう。

写真が少ない出品者は、大きな傷や故障を隠していることがある。

また、故障により電源が入らない端末が送られてくることを防ぐためにも、電源が入った状態の写真があるかも確かめよう。

気になる部分があれば、コメント機能でしっかり質問し、丁寧に回答してくれるかで出品者を見極めるのも大切だ。

●IMEI番号が書かれていない──盗品やネットワーク制限がある端末の可能性も

iPhoneには、IMEI番号という15桁の固有の番号が1台ずつに振られている。メルカリでは出品時に入力を求めており、記載がなければ削除の対象だ。

IMEI番号をたどれば、誰でも端末代金の支払いの滞納、盗難や紛失といったトラブルの有無が分かる仕組になっている。

記載がない場合は必ず出品者への確認が必要だ。聞いても教えてくれない出品者との取引は避けたい。

■メルカリで「盗品」を買ってしまったときの対処法

メルカリなどのフリマアプリに、盗まれたブランド物やスマホが出品されるケースが増えている。もし盗品を買ってしまった場合、罪に問われることはあるのだろうか?買ってしまったときの対処法と一緒に見てみよう。

逮捕されるかどうかは「盗品だと知っていたか」で決まる

メルカリに出品されている商品が盗品であることを知りながら買ったならば、窃盗罪や詐欺罪、盗品等関与罪などで処罰される。

ただし、盗品であると知らずに買ったのならば、罪に問われることはない。

●盗品を買ってしまったときの対処法

買った商品が盗品だと自ら気づくことはあまりなく、警察や盗まれた被害者から連絡が来て初めて、盗品だと気づくケースが多い。

警察から、被害者から受けた相談内容をもとに「あなたが買った商品は盗品です。元の持ち主が商品を返却してほしいと言っています」などと告げられることがある。

このとき、どのように対処すれば良いのだろうか。

法律上は、元の持ち主は盗まれたときから2年に限って取り戻せる。そのため、2年以内に返却を求められたら、無料で返さなくてはならない。

要求に従って商品を返した場合は、警察を通じて相当額を犯人に請求し、支払ったお金を原則として取り戻せることになっている。

しかし、犯人の身元が分からなかったり、犯人が分かってもお金を持っていなかったりすると、相当額を取り返せず泣き寝入りするしかないかもしれない。

文/編集・dメニューマネー編集部

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