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新築祝いで義実家へ→出されたのは水のみ!?「家族じゃないなら帰ろう」義両親との決別を決めた結果

  • 2023.10.3

スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「身内に嫌がらせをして喜ぶ義家族の末路」を紹介します。

パニ子とタケルは結婚して2年のラブラブな夫婦です。そんな2人の悩みは、タケルの実家のこと……。なるべく交流をもたないようにしていましたが、新築を建てたお祝いをするからと、義実家に招かれることになってーー。

義実家が家を建てたお祝いに…

大学から寮生活をしていたタケルは、高校を卒業してからほとんど実家には顔を出していませんでした。新築祝いも気が進みませんでしたが、誘いを断ったら断ったで面倒なことになるようで、今回は行くしかありません。

義実家には義両親と義兄夫婦、そしておばあちゃんが住んでいます。タケルにとっておばあちゃんだけは別格。唯一自分をかわいがってくれた大切な存在なので、たまには顔を見せに行こうと腹を括ったのです。

義両親に文句を言われないよう、相場通りのご祝儀を包み、今話題になっている人気店の菓子折りも持って、準備は万端です。

ひどすぎる新築祝い

パニ子たちが実家に到着するやいなや、義姉は手土産の入った紙袋を即奪っていきました。その上義母はタケルが差し出した祝儀袋を受け取ると、封筒を光に透かしたり、封筒の厚みを確認したりと、ずいぶん失礼な態度です。

義両親自慢の新築を見学していると、あることに気づいたパニ子……。おばあちゃんの部屋がどこにもないのです。義両親に尋ねると「すぐに施設行きだろ」「物置に住めばいい」と笑っていました。

頭金をおばあちゃんに出させておいて、なんてひどい仕打ちをするのだろうと、パニ子は悲しくなってしまいます。

そして食事の時間。リビングのテーブルには、たくさんの料理と高級そうなお寿司が並んでいました。しかしパニ子とタケルが通されたテーブルは段ボール……。たしかにダイニングテーブルにパニ子夫婦が加わっては窮屈になってしまいますが、段ボールはあんまりです。

お祝いは家族だけで…

グッと堪えて段ボールの横に座ったパニ子でしたが、一向に料理が取り分けられる様子がありません。テーブルに置かれているのは水の入ったコップだけ。

タケルが尋ねると「家族の分だけ注文した」と言い、義両親と義兄夫婦の4人で食事を始めたのでした。


パニ子たちを呼んだのはご祝儀が目当てだったに違いありません。「家族だと思われてないのなら、もう帰ろう」と席を立つと、おばあちゃんがやってきました。リビングを見渡してすべてを察したおばあちゃんは怒り心頭です。そして、皆の前で衝撃的な提案を投げかけました。

「家族じゃない人はうちには不要!」

「いい機会だから、ここで跡継ぎをはっきりさせておこう。我が家の跡取りは、タケルにするよ!」

この言葉に、その場にいた全員がビックリ! 義実家は江戸時代から代々続いてきた大きな呉服屋。今はおばあちゃんが経営の中心となっていますが、義両親も義兄夫婦も経営に携わっているので、そのまま継ぐと思っていました。

義母が反論するも、おばあちゃんはそれを一喝。

「身内に嫌がらせをして喜んでるような人間が、その家業の上に立つなんてもってのほかだ! 家族じゃないんだから、うちの店ではもう働かなくていいからね!」

後継者を決めかねていたおばあちゃんでしたが、今回の一件で覚悟が決まりました。

呉服屋を継げば安泰だと思っていた義家族は唖然。おばあちゃんは、すべての経営権をタケルに譲ると言い、義家族には新しい仕事を探すよう言い放ちました。経営者一家であることに甘んじていた彼らは、仕事ができないことで有名です。再就職先などあるのでしょうか……。

タケルとパニ子はというと、今は厳しくも愛情たっぷりに経営のアレコレを学んでいます。小さいころから嫌な思いをしてきたタケルでしたが、ずっとやさしく見守ってきてくれたおばあちゃんのおかげで、いい人生になりそうです。どんなときも誠実に生きていれば、誰かが見ていてくれるのですね。


著者:ライター パニコレ

ベビーカレンダー編集部

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