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【娘の発表会でゴネるママ】「どうして主役じゃないの!?」→必死になる<可哀想な裏事情>があり?

  • 2023.10.2
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子どもの習い事にはお金がかかるもの。でも、不必要なまでのお金をかけてしまう保護者も世の中には存在するのです! 今回はママ友Dさんが子どもの習い事で出会ったやばいママのエピソードをご紹介します。

画像: 【娘の発表会でゴネるママ】「どうして主役じゃないの!?」→必死になる<可哀想な裏事情>があり?

子どもをバレエに通わせているDさん

ママ友Dさんは、娘にバレエの習い事をさせていました。最初は体も柔らかくなりそうだし、体の基礎づくりには良さそう♪ なんて軽い気持ちで体験に行ったところ、月謝や発表会にかかる費用などたくさんお金がかかることを初めて知りました。

ここまでお金がかかる習い事は嫌だな~と思いつつも、結局、娘の「やりたい!」の言葉で頑張って通わせることにしたのでした。

バレエで知り合ったママが強烈……

そしてそこで知り合ったママさんで、かなり癖の強い人がいました。

「私も小さい時からずっとバレエをやっているから、娘にも絶対やらせたかったの~♪」と語るママXさんは、見るからにスラッとして姿勢が良くて、バレエ経験者の出で立ちでした。自分がやっていたことは子どもにもやらせるべきだという考えが強いようで、バレエの練習着も名のあるブランド物を着せるなど、子どもの習い事だというのに親の方が入れ込んでいるという雰囲気でした。

発表会の日に発狂するXさん

そしてバレエの発表会当日、会場の裏口で、Xさんとバレエの先生が言い争っているところを目撃してしまったのです。隠れて見ていると、Xさんは先生に「どうしてうちの子が真ん中じゃないんですか? 真ん中じゃないと困るんです! 」と怒っているようでした。
実は、当日子どもに聞いたところ、端っこで踊ることを知ったXさん。慌ててバレエの先生のところに直談判しに行ったようです。

しかも「これでお願いします!」と分厚い封筒を渡そうとしていました。その封筒から少し中身が見えていましたが、明らかに札束でした。

観覧席に行くと、気難しそうなご老人が……Xさんの姑だ!

結局お金を受け取ってもらえなかったようで、Xさんは肩を落としながら観覧席に戻りました。ちょうどDさん家族とXさん家族は席が近かったのですが、Xさん家族は夫以外に姑も見に来ていたのでした。Dさん家族は軽く挨拶をしたのですが、Xさんは気難しそうな姑さんの前では、なんだか困ったように座っていました。

演目が始まって数分経つと、「あらあら、孫が真ん中で踊るって聞いてたのに、全然端っこじゃないの~。ダメねぇ~もっとちゃんとやらないと。Xさんも同じように端っこだったのかしら?」と、こちらまで聞こえてくるほどの嫌味たっぷりな感想を述べる姑だったのです。

その後も、姑の嫌味はずっと続いていました。これでは、子供の発表をゆっくり観ることなんかできません。なんだか少しXさんが可哀想に思えてきたDさんは、「あ!」とワザと姑の服に飲んでいたペットボトルのお水をこぼしたのでした。
「やだわもう! 下品な人がいる席でなんて、落ち着いて見てられないわ!」と姑はプリプリ怒りながら劇場を去っていったのです。

ほっと胸をなでおろすXさんを見て、「飲み物こぼしちゃってごめんなさいね。でも、これで少しはゆっくり見れるんじゃない?」と話しかけると、ふふっとXさんの顔から笑いがこぼれたのでした。

Xさんの姑に対しては少しやりすぎてしまったかなと思いましたが、おかげでXさんが娘の習い事に必死になる理由がわかりました。その日からというもの、DさんとXさんはバレエ教室でも仲良しなママ友になったのでした。

他人のギョッとする行動も、一面を見ただけでは、全てを理解することはできないんだなと思った出来事でした。

ltnライター:南さおり

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