優しさに甘え続ける「遅刻魔」への本音とは｜毎回遅刻してくる友人

高校時代からの気の合う友人・みかの度重なる遅刻に我慢の限界を迎えたゆうこが、悩みながら大切な友人との付き合い方の正解を見つけるまでの物語です。時間配分や事前準備が苦手で毎回遅刻してしまう、あいの友人・Aとみかの姿を重ねるゆうこ。空気を悪くしたくない思いや、みかの世渡り上手な性格が重なり、今までは軽い注意で済ませていたようです。優しさに甘えていると言うあいに、ゆうこの鋭い一言が…。人間まおさんによる『毎回遅刻してくる友人』第28話をごらんください。

甘えたり甘えられたりできる関係は、心を許し合っているからこそ成り立つ関係ですが、どちらか一方が我慢していた場合は限界がきてしまいます。

ただの無神経になってしまわないように、早めに遅刻の連絡をしたり、しっかり謝ったりする気遣いがあれば、遅刻されてもモヤモヤしなかったのかもしれませんね。

人付き合いで忘れてはいけない、親しき仲にも礼儀あり

遅刻癖のある友人・みかにモヤモヤしながらも、毎回我慢して許していたゆうこ。何度も注意をしてきましたが、反省の色が見えないみかに我慢の限界を迎えます。積もり積もった気持ちを伝えるものの、価値観の違いから全く伝わらず、結局友人関係を絶つことに。

遅刻は待たせている相手の時間を無駄にする行為で、相手からすれば自分を軽視されているように感じることも。やむを得ず遅刻してしまう場合もありますが、相手の優しさに甘えずに誠実に謝るなど、相手の立場を考えた言動をすることが大切です。

自分が遅刻される側で、これ以上はイヤだと感じたら、ゆうこのようにお付き合いに距離を置く手段もあります。穏やかな気持ちで時間を共有できる相手とお付き合いしたいものですよね。

著者：NAKAMA