姑「ほら、嫁は荷物運んで！！」何度も【重い荷物を持たされる嫁】→ ついにギックリ腰に！すると？

義理のお母さんと食品や日用品などの買い物をしている嫁。側から見ると、仲良さげですが、どうもそんなことはないようです。これは作者の友人が経験した、お姑さんに荷物運びとして駆り出されてしまって迷惑を被ったお話です。

義母とは同意の上での同居だったのですが、買い物には「嫁子さん、行きましょうか」と
よく誘われていました。義母と私たち夫婦は、食事は別。ですが、ガソリン代が高い今、一緒に車に乗ってスーパーに出かけたほうが節約になるし、と思って義母と連れ立って出掛けていました。

トイレットペーパーとか特売品を買う時には連れ立って出かけた方がよかったです。
おひとり様一つ限りの商品は私だけだと一つしか購入できませんが、姑と一緒だと、
もう一つ、買うことができるからです。よく使う日用品の特売日には喜んで出かけていました。

ですが、お米や重い食品を買った時には
義母より若い私は、「嫁子さん、若いんだからこの重い荷物持ってよ！」と
言われて仕方なく持つことになりました。陳列棚から持ち上げ、カートに乗せるまでがえらいこと。

若いとはいえ、細身の私。ずしりと腰にきます。
それでも、食品カートで押して駐車場まで来るまではいいですが、
荷物を車に積み込むときには人力でやらねばなりません。

ある時、10キロのお米を車の荷台に運びこもうとしたんです。
そしたら、腰が、ギクっとなってしまって。あまりの痛さに悲鳴をあげました。
「嫁子さん！大丈夫なの！」さすがに義母も心配してくれて、
そのまま整形外科に連れて行ってくれました。

診断結果は全治三週間ほどでしたが、半月以上通院してみても治りませんでした。
義母も、「ゆっくり休んでいるように！」と身体を気遣ってくれました。
完全に復帰した今では、また、姑と買い物を楽しんでおりますが、
重い荷物を押し付けられることはなくなりました。

現在では、
「長年、畑仕事をしてきたからね。お米や飲料は、力がある私が持つよ」と
私に優しい言葉をかけてくれています。

ぎっくり腰は辛かったのですが、姑が思いのほか気遣ってくれて、優しさを知れてよかったなと思った経験でした。

ltnライター : サンマ雲