1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「僕は君の古参ファンだよ??」【SNSの粘着フォロワー】ブロックしたけど、執着され続け?!

「僕は君の古参ファンだよ??」【SNSの粘着フォロワー】ブロックしたけど、執着され続け?!

  • 2023.10.1

同じ趣味がきっかけで知り会うSNSのフォロワー。顔を合わせないからこそ、イメージが美化され、相手の本性が見えないことも。「ただのフォロワー」だった人が、どんどんストーカー気質になっていき……?! SNSでの体験談を友人に聞きました。

画像: ftnews.jp

SNSでフォロワー爆増! 最初はよかった。

カメラが趣味の筆者の友人B子。彼女は、自分が撮った写真を人に見てもらおうと、SNSアカウントを作りました。彼女の写真センスは並外れていて、あっという間にフォロワーが膨れ上がります。

その中でも、毎回必ず投稿にコメントをくれ、SNSのライブも欠かさず来てくれるA男と仲良くなりました。
「僕はB子さんのファン一号ですから!」と公言するほどA男はB子に心酔していました。
他人から褒められ慣れていないB子。A男のコメントに励まされながら、さらにフォロワーを伸ばしていきました。

あれ? の違和感。きっとそれは間違いない。

ところがある日、「ちょっとした違和感」を感じる出来事が。
いつものようにライブをしていると、A男からコメントがきます。
「最近B子さんの投稿にコメントしづらくて……。古参フォロワーとしては寂しいんだけど。」と。

A男の意図がわからなかったB子は、「なんでそんな風に感じるの?」と聞きましたが、「どんどんB子さんのフォロワーが増えて、なんか自分なんかどうでもいいかな、と感じることがある」と言いました。

え? なにそれ? なんか変だぞ……。
B子は、特に態度を変えたわけでもありませんし、そもそも趣味の写真をあげているアカウントです。
アイドルやインフルエンサーのようになりたかったわけではないので、A男からのコメントには戸惑いを感じました。

これが初めての「違和感」でした。
そして、その予感を確実なものにしていくように、A男の行動がエスカレートしていきます。

そしてブロック! そこからも恐怖は続く……

なんとなく覗いたA男のライブで、彼の手首を見て、B子はギョッとしました。
なんと、自分のお気に入りの時計とおそろいの時計を、なぜか、A男がつけていたのです!

「その時計……どうしたの?」と恐る恐る聞くと、「B子さんがつけているのを見て、いいなぁ! と思ったから買っちゃったよ」と臆することなくA男は答えます。

B子は既婚者、A男はあくまでも慕ってくれるフォロワーさん。
写真ではなくB子自身に執着している様子に、不安を感じました。

B子はあちこちに出向いて撮った写真をアップしていましたが、次第にA男も、「B子さんおススメの場所に僕も行ってきました!」と同じ場所・同じ構図の写真を投稿するように。

場所を選ぶのも、構図を決めるのも、それなりに下調べしてこそ、の「自分の作品」なのに。
模倣するように写真を撮るA男に怒りを感じつつも、撮影場所の詳細をどこにも書いていなかったのに、なぜ分かったんだろうと恐怖も覚えました。

もともと、自分の趣味アカウントとして、のほほんとSNSをやっていきたいと思っていたB子。
こんなに不安に感じるのは嫌だと思い、B子は思い切ってA男をブロック。
しかし、これで粘着男ともおさらば……とはならないのが、この手の人間の怖いところ。

突然B子にブロックされたA男は、今ではB子への恨みつらみをポエムにして、SNSに投稿し続けているよう。2人の共通の友人が教えてくれました。

A男は気に入った女性をとことん追いかけて、粘着してしまうタイプだったよう。
突然ブロックしたのは申し訳なかったかなと思いつつも、あまりに執着されて困ってしまったB子。
SNSでの人との距離感って難しい……と感じたエピソードでした。お互いに心地よい距離感で、SNSを楽しめたら良いのですが。どうか皆様もご注意を。

Itnライター:田中つぐみ

元記事で読む
の記事をもっとみる