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六本木にある美術館併設の路面店「HARIO CAFE」で、コーヒーと緑に癒やされるひと時を

  • 2023.10.1

六本木のビルの谷間とは思えない、緑に囲まれたシチュエーションにある「HARIO CAFE(ハリオ カフェ)」。美術館「泉屋博古館東京」に併設した落ち着いたたたずまいです。耐熱ガラスやテーブルウェアを製造、販売する「HARIO」が、自社製品で淹れるおいしいコーヒーを提供するため、2021年にオープン。窓越しに緑を眺めながら、ゆったりとしたカフェ時間が過ごせます。

六本木にある美術館併設の路面店「HARIO CAFE」で、コーヒーと緑に癒やされるひと時を
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ぜいたくな時間が過ごせる「HARIO」直営のカフェ
六本木にある美術館併設の路面店「HARIO CAFE」で、コーヒーと緑に癒やされるひと時を
ことりっぷ

東京のなかでも特に都会のイメージがある港区の六本木。そんな六本木のビルの谷間に、緑に囲まれた路面店のカフェがあります。耐熱ガラスやテーブルウェアを製造、販売している「HARIO」直営の「HARIO CAFE」です。

住友コレクションをはじめとする美術品を保存、公開する美術館「泉屋博古館東京(せんおくはくこかんとうきょう)」に併設しているため、美術館と同様、洗練されたデザインながら、どっしりと落ち着いた建物です。

入口のドアを開けると、ゆったりとした静かな空間が広がっていて、香ばしいコーヒーの香りに鼻をくすぐられます。

大きな窓ガラスに面した席はすべてが特等席
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ことりっぷ

席は大半が大きなガラス窓に面していて、芝生やモミジ、アジサイ、桜の木などが目の前に眺められます。ガラス越しに広がる景色は、かつてここにあった住友家麻布別邸から旧住友会館へと受け継がれた庭園の緑を保全、活用したものだとか。

おすすめのメニューは、「ドリップコーヒー」と「チーズケーキ」。
「ドリップコーヒー」は、ゆっくりとドリップされたコーヒーがビーカーサーバーに入ったまま提供され、それを自分でカップに注いで味わいます。コーヒー豆は、その時々に旬のおいしいものを仕入れていて、数種類、用意されているそう。

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「チーズケーキ」はチーズの味わいがたっぷり感じられる濃厚さで、コーヒーの酸味とも相性ばっちり。スイーツは時期によって替わるので、リピートで訪れたくなります。

「HARIO」のコーヒーやティー関連の器具も購入可能
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ことりっぷ

「HARIO CAFE」は、自社製品で淹れるおいしいコーヒーを直接提供したいという思いから、「HARIO」が2021年にオープンしたカフェです。「HARIO」の創業は1921(大正10)年なので、ちょうど100年目を迎える節目の年でした。

店内には、「HARIO」が展開するコーヒーやティー関連の器具も並んでいて、もちろん購入も可能。
「HARIO」は、昔から珍重されてきた水晶や古代ガラスである「玻璃(はり)」の「王さま」という意味だそう。凛とした美しいガラス製品たちがまとう品のある雰囲気に納得させられます。

繊細な美しいガラスのアクセサリーも
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(左から時計回りに)ネックレス アール12,100円、ピアス エターナル K10 25,300円、リング ミルククラウン6,600円、ヘアゴム ブリリアント5,170円、バングル リフレクション8,360円

コーヒーやティー関連の器具の横には、ガラスのアクセサリーも並んでいます。
こちらは、東京・日本橋をはじめとする全国7か所の「HARIO Lampwork Factory」という工房で、「HARIO」のガラス製造の技術を生かし、ひとつひとつ手作りされたもの。
東日本大震災の際に、破砕ガラスを再利用できないかと考えたことが始まりで、職人の手仕事技術の継承にもつながっているそうです。

光をまとってきらきらと繊細に輝くガラスならではの美しさはスペシャル感が満載。もし、ガラスが欠けても、修理をしてくれるそうなので安心ですね。

「泉屋博古館東京」と一緒に楽しむのもおすすめ
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ことりっぷ

「HARIO CAFE」が入る「泉屋博古館東京」は、旧住友家麻布別邸跡地に、京都にある「泉屋博古館」の分館として開設された美術館。館内にはミュージアムショップもあって、ポストカードや図録、館蔵品をモチーフにしたオリジナルグッズなどをあつかっています。

「泉屋(せんおく)」は、銅の製錬業を営んでいた住友家が江戸時代に用いた屋号「泉屋(いずみや)」にちなんだもので、「泉」は住友を象徴する語とされてきました。

「HARIO CAFE」は個別に利用できますが、「泉屋博古館」でのアート鑑賞とあわせて楽しむのもおすすめです。
季節ごとに変わる窓越しの風景やスイーツとともに、香り高いコーヒーを味わってみませんか。

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