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「昔はこうだった」嫌み?義母の子育て自慢にうんざり…でも、言葉の裏に隠れた本心に気づいて!?

  • 2023.10.1
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息子が1歳の誕生日を迎え、義実家に行ったときのこと。何かと、昔の自分の子育てを自慢してくる義母を不快に思っていた私。しかし、あることに気づき、義母の言葉を受け入れられるようになったのです。

わが家に来て開口一番に文句!?

息子が1歳を迎え、わが家に義両親を招いてお誕生日会をすることに。コロナ禍だったため、食事は大皿料理を避けるため私の手料理ではなく、小分けで食べられるお惣菜などを購入し、おもてなしの準備をしていました。

そこにやってきた義母がひと言。

「昔はお祝い事のとき、産後でも全部手作り料理でしていたわよ」と。


コロナ禍なので食事を買って用意することは、夫を通じて事前に伝えていたにもかかわらず、嫌みを言われたことに正直とても驚きました。私が固まっていると、再度夫が事情を説明してくれましたが、それでも義母は不服そうでした。

「昔は〜」が口癖の義母にうんざり

久しぶりに義両親と再会したため、息子の成長の話など、話は尽きませんでした。
しかし、どんな話をしても義母は「昔は〜だった」と、自分の子育ての自慢話が返ってきます。

特にあきれたのは、私が息子の好きなお菓子の話をしたとき。「昔はお菓子なんて食べさせなかったわ。○○(夫)には、お菓子なんか与えて育ててないからね」と言われたこと。とても傷ついたし、もう義母には何も話したくない……とそのときは感じました。

本当は誰かに認めてもらいたかった?

その日義母が帰ったあと、「もしかしたら義母は、自分が昔、一生懸命に子育てしたことを、誰かに認めてもらいたかったのかも……」と思った私。

すぐに義母へメールで連絡を入れました。

「お義母さんが一生懸命子育てされたこと、お話を聞けて、とても勉強になりました」と。

すると、「私の子育てを認めてもらえてうれしい。何でも相談してほしい」と返事が来ました。

義母の言葉だけをそのまま受け取っていたら、きっと私は義母のことが嫌いになっていたかもしれません。私も母親になって「自分が子育てを頑張っていることを、誰かに認めてもらいたい」という気持ちがすごくわかるので、義母を受け入れられました。


著者:なかまる あゆみ

イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ

ベビーカレンダー編集部

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