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「幼い娘に不倫を暴露されました…」31歳人妻が失った「大きすぎる代償」【後編】

  • 2023.9.30

ママ友(菫さん・仮名・29歳)の横柄な態度に頭を悩ませていた果歩さん(仮名・31歳)。彼女に娘(莉菜さん・仮名・5歳)の面倒を見るよう押しつけられたことがきっかけで、菫さんの夫(拓馬さん・仮名・35歳)とちょくちょく顔を合わせることに。果歩さんは、彼女への仕返しのため拓馬さんを略奪することを決意。徐々に不倫にハマって離婚を強く決心するも、相手にその気はなく果歩さんはあっさり捨てられてしまいます。

果歩さんは、不倫相手が自分に本気でなかったことに相当ショックを受けたと言います。でも、彼に言われた通り夫(勇人さん・仮名・35歳)に不倫がバレていなかったので、このまま何事もなかったかのように生活することにしたのだとか。

元不倫相手の妻からLINEが…既読スルーしようとしたものの

「彼に捨てられた翌朝、妻である菫さんから突然LINEが届きました。そこには『私の夫と不倫するなんてどういうつもり?』『彼は浮気癖があるからあなたは遊ばれただけ』と怒りのメッセージが…。

さらに『うちには子どももいるし、夫とは離婚しないからね!』と挑戦的な言葉が送られてきて。彼女は、昨夜の私と拓馬さんの会話をこっそり聞いていた様子。でも、もう彼との不倫関係は終わっていたので、彼女からのLINEをこのまま既読スルーすることにしました」

すぐに事態が収まるかと思いきや、予期せぬ出来事が果歩さんに襲いかかります。

「次の瞬間『おい! これは本当のことなのか?』という声が聞こえてきて…。振り返ると夫が後ろから私のスマホを覗き込んでおり、菫さんからのLINEをすべて読まれてしまったのです。

私が必死に『たぶん送信相手を間違えたんだと思う…』と言い訳しても時すでに遅し。夫に思わぬ形で不倫がバレてしまいました」

しかし、ここで簡単に不倫を認めるわけにはいかないと思った果歩さんは、どうにかしてしらを切ろうと考えたそう。

何とか夫を説得しようとするも…その時娘が発した驚きの言葉とは…?

「とりあえず、夫の怒りを収めるため話し合いをすることにしました。娘(紬さん・仮名・5歳)が不安そうな顔をしていたので『大丈夫だよ、パパとママはすぐに仲直りするからね』と声をかけることに。

すると『莉菜ちゃんのパパとうちのママがチュウしているのを何度も見たよ』と娘が衝撃的な発言をしたのです。驚いた私が『なんでそんな嘘をつくの!』と怒鳴ると『本当のことだもん! もうママなんて大嫌い…』と娘は大泣き。

この証言が決定打となり、私の不倫は確実なものになってしまいました」

それでも、果歩さんは今の生活を壊したくない気持ちから「不倫したことは悪かったと思う…でも、あなたに不満があったわけではないの」と夫にすがりついたと言います。

「けれども、夫は問答無用で離婚を突きつけてきました。浮気した私が悪いので彼の意見を受け入れるしかありません。不倫の代償として慰謝料を払い、娘にも嫌われてしまったので親権も手放すことに。

最終的に家を追い出され、現在はホテルを転々とする日々。生活のためにも働かなければなりませんが、このご時世すぐに職に就くことは難しそうです」

その後、果歩さんは信じられない光景を目にしたのだとか。

「元不倫相手である拓馬さん家族の仲睦まじい姿を目撃しました。彼は、娘の莉菜ちゃんの他に幼い子を抱いていて…夫婦の間に二人目が生まれた様子。

やはり彼にとって私との不倫はただの遊びだったのだと痛感しました。あんなに家庭に憧れを持っていたのに、それを自ら壊したのだからこの結果もすべて自業自得ですね」

ママ友に復讐するための不倫で大切なものを失った果歩さん。結果的に何の罪もない家族を傷つけたのだから、当然の報いと言えるのではないでしょうか。どんなに後悔しても過去には戻れないので、一時の感情で行動を起こすのは控えた方がいいでしょう。

©kapinon/Adobe

文・菜花明芽

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