前髪チェンジで即若見え！40・50代に◎な前髪＆作り方

簡単に印象チェンジが叶う「前髪」。せっかくなら、若々しくなりたいですよね。

美容師の筆者が、40・50代が若見えする前髪のポイントをスタイリングの方法付きでご紹介します。

40・50代の方からは、「前髪」に関するヘアオーダを多くいただきます。理由としては、若く見せたい、おでこのシワを隠したい、トップがぺたんこになりやすいためふんわり見せたいなどです。

どの理由も“若々しく見せたい”という思いに直結していきますが、年齢を感じ始めた世代には髪のお悩みを抱えている方も多く、“若作りを頑張っているように見えすぎるのも嫌だ”と感じている方も多いです。

せっかくスタイルチェンジをするのなら、年齢に合った前髪を楽しみたいですよね。

40・50代におすすめの前髪のポイントを以下にまとめてみました。

顔周りの髪がパサついていると、なんだか疲れた印象になってしまいます。

ですが、つや感があることで若々しく見えますので、しっかりスタイリング剤をつけたり、ブローやアイロン、コテなどを使ったりして仕上げていきましょう。

年齢と共に髪は細くなりやすく、ペタッとした仕上がりになると薄毛に見えやすいです。

ですが、前髪をふんわり仕上げることで、ボリュームアップが叶います。

重い前髪はあか抜けないため、軽さや抜け感を出すことで今っぽくこなれ感のある仕上がりになります。

定番のシースルーバングは、透け感を出しすぎてしまうとペタッとした仕上がりになり、寂しい雰囲気になってしまいます。ある程度の重さがあった方がペタッとなりすぎず、若々しい雰囲気を楽しめますよ。

（1）前髪の根元をしっかりぬらして、上からドライヤーをあてて乾かします。

（2）全体にバームをつけて、前髪をコームでとかしたら完成です。

斜めバングは、カール感が残りすぎていると重たい印象になってしまいます。少し透け感を出すことで、軽さが出て若々しい印象が楽しめますよ。

（1）ドライヤーを流したい方向に斜めにあて、前髪を乾かします。

（2）縦に3つほど毛束を取り、マジックカーラーで巻いていきます。

（3）そのまま5分ほど放置して、マジックカーラーを外します。毛流れを整えたら完成です。

柔らかい雰囲気のフェザーバング。羽のように前髪とサイドの髪がふんわりと仕上がるのが特徴的です。

NG例は、柔らかさや髪の流れがないためおでこが全開になり、ただ前髪が立ち上がっているだけの仕上がりになっています。

（1）前髪を前方向に乾かします。

（2）次に、前方向に乾かした前髪の根元を少したるませながら、後ろ方向に乾かします。そうすると、丸みのある立ち上がりに仕上がります。この時、後ろに引っ張りすぎてしまうと丸さがなくなり、ただ立ち上がっているだけの仕上がりになるため注意してください。

今回は、40・50代が若見えする前髪のポイントをスタイリングの方法付きでご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。

（美容師／ヘアメイク／セミナー講師 Mayu）