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白黒を着るときは「白黒以外の配色が大事」ランウェイから学ぶ【最新モノトーン】

  • 2023.9.30


いつも以上に白・黒・グレーがカギを握る今シーズン。定番配色だからこそ、無難に見えない新しさを身につけたい。今季の傾向をつかむべく、まずは’23/24年秋冬のコレクションをウォッチング。モノトーンの配色にフォーカスして、最新情報をピックアップ。


ランウェイより最新モノトーンをリポート


膨大なルックの中から、特に注目したいモノトーンスタイルをリストアップ。中でも、白と黒をまとうには、それ以外の配色が意外と大事ということに着目。今回は白黒に合わせる「別の色」を前面に押し出した、ふつう以上のモノトーンをお届け。



強い配色は「ブラウンでならす」


黄みも青みも帯びない、クリアな白と黒・グレーの組み合わせ。濃淡の差が激しい2つの色を柔和するバランサーとして、ブラウンの活用が効果的。

【PRADA】


強気なモノトーンのマイルド化に成功しているPRADAの好例をご紹介。きちんと感はありつつまじめになりすぎない、くたっとしたブラウンジャケットで、ストイックな配色をカームダウン。


右は明るいグレーにつり合うキャメル。左は黒同等の重みがあるこげ茶を採用。赤みの少ない茶系を選ぶのが、あたたかみは与えつつ、シックなムードはくずさない秘訣。



クラシックな黒を「パステルで親しみやすく」


正統派な黒の近寄りがたさをはらう、甘い淡色。知的なムードを呼び込む、彩度ひかえめのくすみブルーか、あたたかみを添えるまろやかなイエローか。今季浮上した2色のとり入れ方を調査。



黒に似合う冷めたブルー


光沢の強いドレッシーな黒パンツに冷静さを与える、ペールブルーのニットアンサンブル。トップスのシアーな質感とボトムのツヤが相まって、透明感のあるたたずまいに。



あったか素材のクリーミーなイエロー


白の延長で使える、クリーミーな黄色のノースリ。白にはないぬくもりがある色だから、ベーシックな黒パンツに無理なく季節感を演出。ボアの風合いで物理的にもあたたかく。





(全8ルックを公開!)
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