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「カジュアルなデニムスタイルにしっかりメイクはご法度」デニムに似合うメイクをプロが解説!

  • 2023.9.30

10月号の「やっぱり、デニムでしょ!」特集はお楽しみいただけましたでしょうか? 仕上げとしてデニムスタイルの日にはどんなメイクをすれば洒落るのかというお話をお届けします。メイクを担当したアーティストの方々に、ポイントを解説してもらいました。岩堀せりさんのメイクを担当した、ヘア&メイクアップアーティスト・高垣賢司が考えるバランスとは?

今回メイクを担当したのは、 ヘア&メイクアップアーティスト・高垣賢司さん

時代の空気を掴む感度のよさに自身のセンスがプラスされ、繊細な技と共に洒落顔を作り上げる。唯一無二なヘアメイクで著名人からの指名も多数。SHIMAではサロンワークも行っている。

デニムに合う程よいメイク感を意識
「カジュアルなデニムスタイルで、しっかりメイクはご法度。上品なんだけど、どこか気だるさも感じられるような、そんな仕上がりを目指しました。目元は薄く(下まぶただけ少し盛る)、リップをしっかり塗るのがポイントです」(高垣さん)

【SKIN】 エアリーな肌にピンクチークでピュア感を

カーディガン¥26,400、ニット¥24,200(共にマルティニーク/マルティニーク ルミネ横浜)、デニムパンツ¥22,000(ジースター ロゥ/ジースター インターナショナル)、イヤリング¥16,500、2連にしたロングネックレス¥19,800、ブローチ¥9,900(全てイリスフォーセブン/フーブス)、バッグはスタイリスト私物

左から:瞬時にトーンアップ。カネボウ コンフォートスキン ウェア SPF25/PA+++ 全8色 30mL ¥6,930(カネボウインターナショナルDiv)、パウダーとクリームの2色セット。トゥルーディメンションレイヤリングチーク L001 ¥3,410(hince)、化粧崩れ防止にも一役。レアファイ ルースパウダー ¥4,950(セルヴォーク)

肌は作り込まず、カネボウの透けるファンデーションで軽やかに仕上げる。Tゾーンのみ、セルヴォークのルースパウダーを。こちらもブラシでふわっとのせる程度に。ヒンスのピンクのクリームチークを鼻横あたりから頰骨の高い位置まで広く入れる。

【EYE】 眉毛と上まぶたは薄く、下まぶたをしっかりめに

左から:肌なじみのいい柔らかなパウダー。アニヴェン アイブロウパウダー bp-01 light ¥2,200(レザボア)、上質なロングウェアテクスチャーが魅力。クァッドアイカラーシャドウ #2 DELICATE ROSE ¥6,820(HERA)、アーチ状コームで根元からキレイに上がる。メイベリン スカイハイ ¥1,639※編集部調べ(メイベリンニューヨーク)、1.5㎜の極細芯。キャンメイク クリーミータッチライナー 01 ディープブラック ¥715(井田ラボラトリーズ)

眉毛はしっかり描かずレザボアのアイブロウパウダーの明るいほうでサッとなぞるのみ。目元はヘラのアイパレット左上をアイホール全体に入れ、右下を二重幅に重ねる。下まぶたには右下を涙袋を超えるくらいまで塗り、左下の締め色でまつ毛のキワを埋める。キャンメイクのアイライナーで上のインラインを細く描き、目尻はスッと抜くイメージで。まつ毛は軽く毛並みを整える程度にメイベリンニューヨークの黒マスカラをON。

【LIP】 ヌケ感あるアイメイクを、リップカラーで引き締め!

唇にピタッと密着し、塗っていることすら忘れてしまうソフトな塗り心地。とはいえ、マットな見た目と発色&絶妙カラーでムードのある表情に。ムードインハンサーマット フレア ¥2,350(hince)

こちらのカットではヒンスのベージュを使用! ムードインハンサーマット アドレス¥2,350(hince)
デニムジャケット¥97,000(マラン エトワール/イザベル マラン 青山店)、デニムパンツ¥64,900(プロトタイプス/ザ・ウォール ショールーム)

サラッとしたアイメイクなので、締める意味でもリップはきちんと塗ってOK。今回は気分に合わせて、深みのある赤めのカラーとベージュを使い分け。どちらも上品な色みで、デニムのカジュアルな雰囲気をアップデートしてくれる!

次回はヘア&メイクアップアーティスト・中山友恵さんが手がけた、デニムに似合うメイクを解説します。お楽しみに!

photograph:WAKABA NODA[TRON] / styling:KASUMI KATO / hair & make-up:KENJI TAKAGAKI[SHIMA] / model:SERI IWAHORI

otona MUSE 2023年10月号より

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