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「やられましたね…」絡んできた酔客が被害届を提出!?取り調べで衝撃の事実が判明!<夫が書類送検>

  • 2023.9.30
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パチ美さんの夫・レク夫さんが20代前半のころ、営業マンをしていたときのお話。ある日の飲み会帰り、終電間際の電車に乗ったレク夫さん。すると車内では、泥酔している様子のおじさんが大声で怒鳴り散らしていました。レク夫さんは関わりたくないと思い、すぐに目線をそらしますが、おじさんはレク夫さんに近づいてきて足を踏み、怒号を飛ばし、「無視するな」と言って胸ぐらをつかんできたのです。レク夫さんが「放してください」と手を振り払うと、おじさんは「殴られた!」と大げさにリアクションし、「次の駅で降りろコラァッ」と言ってきました。次の駅で降りて駅員さんを呼ぶと、おじさんは迷惑行為を繰り返す常習犯であることが発覚。レク夫さんは念のため、駅員さんに連絡先を提出してから帰宅しました。

それから数週間が経ち、すっかり笑い話になったころ。レク夫さんのもとに、なんと検察から電話が!

「駅で揉めた男性が、レク夫さんから暴行を受けたと被害届を出されました

まさかの連絡に動揺しつつも、暴行はしていないと主張するレク夫さんですが、「書類送検された以上、取り調べに応じていただかなければなりません。明日、検察庁へお越しください」と言われてしまいます。

急きょ有給休暇を取り、人生初の取り調べへ向かうことになり……。

冤罪になったら…人生詰み!?

「無実なのに、もし冤罪になったら……。逮捕、刑務所、前科、解雇、人生詰み」

初めての取り調べに、頭の中をさまざまな不安が駆け巡るレク夫さん。

震えながら受付を済ませると、担当の検察官が現れ、とても丁寧に案内してくれました。

「早速ですが、あなたやられましたね……。被害届を出した彼ですが、常習犯なんです

取調室であいさつもそこそこに話し始めた検察官は、うんざりした様子でため息をつくのでした。

レク夫さんが緊張して臨んだ取り調べですが、担当検察官のやさしい対応にホッとしますね。どうやら、トラブルになった相手のおじさんは、検察官も頭を抱えるほどの常習犯!? それでも、被害届が出された以上は、取り調べに応じなくてはならないとは驚きです。無実のレク夫さんに前科が付くことなく、早くこの問題から解放されますように……。


著者:マンガ家・イラストレーター パチ美

ベビーカレンダー編集部

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