顔面タトゥーの強面ラッパーが婚約者と子どもの存在を隠す理由（米）

ラッパーのポスト・マローンは、婚約者と子どもをスポットライトから遠ざけるつもりだという。（フロントロウ編集部）

幼い娘と婚約者の2人をスポットライトから遠ざける決断をしたポスト・マローン。

「Rockstar（ロックスター）」や「Psycho（サイコ）」などのヒット曲で知られるラッパーのポスト・マローンが、婚約者と昨年1月に誕生した生後16ヵ月の娘をスポットライトから遠ざけるつもりだと米CR Fashion Bookのインタビューで語った。ポストの婚約者は一般人で、名前以外は明らかになっていない。

ポストは名声から切り離された現在の私生活に満足しているだけでなく、それを今後も守っていきたいと思っているそうで、「多くの人たちが、他人の生活のあらゆる事柄について知る権利を持っていると考えているように感じるんだ。だから俺は自分の赤ん坊の写真をネットとかに投稿したくないんだよ。だってそういう個人のプライバシーって親である俺が決めることじゃなく、彼女が望む時に彼女自身で決断すべきことだと思うからさ」と、娘のプライバシーに関しては娘が自分で判断できる年齢になったら、本人が決めればいいという考えであることを明かした。

また、ポストは最近のネット中心の世界にも疑問を感じているようで、「俺たちは興味深いことに、スマホひとつで誰もがすぐにアクセスできる、つねに半分繋がった状態の世界に住んでいるけど、そういう世界に住んでいると、実際に人と会って時間を過ごしたり、世の中で実際に起こったりしていることをリアルに見た時に感じる複雑さやニュアンスが失われていく気がするんだよ」と語った。

ちなみに、そんな彼は今、婚約者や幼い娘と過ごす時間を楽しんでいるといい、娘と一緒に服を選んですべて迷彩柄の服を買ったり、その結果、娘が暗視ヘルメットにまで興味を持つようになるかを婚約者と賭けたりして、リアルな娘との時間を楽しんでいるようだ。