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不倫相手はただの“人妻好き”でした… 家庭崩壊を招いた「昼顔妻の末路」【後編】

  • 2023.9.29

葉月さん(仮名・34歳)はかつて、息子を通わせているスイミングスクールのインストラクターである、年下男性の和志先生(仮名)に好意を持ちました。あるとき、美人ママ友が「子どもに水泳をやらせたい」と言うので、息子の通っているスクールを紹介。和志先生と美人ママ友が親しく話しているのを見て焦りが生じ、葉月さんから誘って不倫関係に。その後、どのような結末を迎えたのでしょうか……。

ママ友たちとランチへ

「和志先生と不倫関係になり、頻繁には会っていませんでしたが、連絡はマメにとっていました。でも、次第に返信に時間がかかるようになり、どこか冷たく感じるようになってきたんです。
そんなある日のこと。同じスイミングスクールに子どもを通わせているママ友6人ほどで、ランチをしました。そこには、私が紹介して入会した美人ママ友も参加。和やかに食事をしていたんですが、途中でその美人ママ友が言ったんです。“スクールをやめるかもしれない”と。その理由を聞いて驚きました……」

美人ママ友の告白

「美人ママ友は、その理由が和志先生にあると言うのです。あるとき、和志先生に連絡先を聞かれ、子どもの情報交換もあると思い普通に教えたそう。すると、そこから個人的な連絡が来るように。不倫関係を誘うようなことも言われ、おかしいと思うようになったそうです。
すると、もうひとりのママ友が、“私も……”と口を開きました。なんと、同じような経験をしていると言うのです。さらに、別のママ友まで……。6人中、なんと3人も和志先生からアプローチされた経験があるとのこと。ママ友たちが“タイプの女性には手当たり次第に声をかけているみたい”“人妻好きらしい”と噂をしているのを聞いて、ショックを受けました」

インストラクターの証言

「私は自分から誘って関係を持ったのに、ほかのママ友は先生から声をかけられていたわけですから、自分が惨めに思えました。
そのことについてどうしても尋ねたいと思い、和志先生に連絡をしてなんとか呼び出し、直接話を聞きました。ほかのママ友たちを誘っている件について、彼は否定しませんでした。私が“関係を解消したい”と申し出ると、“分かった”とあっさり受け入れられてしまったんです。
私は、スイミングスクールを移らせることも考えたんですが、息子も気に入っている場所だったので、思い止まりました。それに、夫に不審感を持たせたくなかったという理由もあります。
ところが、ある日の夜。夫に、“男がいるだろう?”と尋ねられてしまったのです」

夫からの宣告

「夫は、“相手は分かっている”と。実は以前から怪しいと思っていて、それが最近確信に変わったと言います。夫は、たまに息子のスイミングスクールに付き添うことがあったんですね。そこで見学をしていると、背後から保護者たちの話し声が聞こえてきたそう。おそらく、以前に私がママ友たちに聞いた噂話に近い内容だったのでしょう。そこから、私と和志先生との関係に気付いたようでした。
“スイミングスクールに問い合わせてもいいんだぞ”と言われ、私は不倫を認めました。“すでに関係は解消している”と泣きついて謝ったのですが、許してもらえず……。
その後、私たち夫婦は別居。息子は近い距離にある夫の実家に預けられています。水泳は相変わらず好きなようで、実家からスクールに通っていて、たまに会うとそこでの話をよくしてくれるんです。和志先生はすでに辞めていて、スクールにはいないものの、息子は先生を気に入っていただけに話題にあがることも。私はそのたびに胸が痛くなり、いずれ息子が、私がしてしまったことを知ったらと思うととても怖いです」

“スイミングスクールの先生と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。
習い事の先生と母親との関係を知ったら、子どもは大きなショックを受けるはず。これから先、彼女はまだまだ苦しみ続けることになるのでしょう。

©kapinon/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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