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なんでも完璧にこなす義母が抱える黒い感情。胸に秘めた嫁への本音とは? <フツウの母親って?>

  • 2023.9.29
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平凡だけど幸せな「お母さん」だったあかりさん。義両親との敷地内同居をきっかけに平和な毎日が崩れ始めます。専業主婦の鏡のような義母と亭主関白な義父は「夫は外で仕事をし、妻は家を守るもの」と言う古い価値観を持ち、あかりさんに押し付けます。義両親と接することが、次第にあかりさんのストレスになっていったのです。

一方、専業主婦として義父を支え続ける義母は、家族を支えることこそが生き甲斐です。息子の平太さんと妻のあかりさんが同じ敷地に引っ越してくると決まったときはとても喜び、毎日のように料理を届けたり孫に洋服をプレゼントしたり、時々食事に招いたりしていました。

「女性は家庭を守るべきもの」。あかりさんも自分と同じ価値観だと思って疑いもしません。

義母が大切に守ってきた世間体

狭い世間で生きてきた義母。育て上げた子どもたちは、いわば自分の実績のようなもの。地元有名企業に勤務し、家族と一緒に実家に戻ってきた平太さんは自慢の息子ですが、親の言うことに耳を傾けず家を出ていったっきりの娘・成美さんは、触れられたくない存在のようです。

また、世間の人の目につく家の庭も同様、自分の評価につながると思っているのか、雑草が生えているのが気になって仕方がありません。

義母にとって世間の評価は重要なもの。周りの目を気にしないあかりさんを理解できません。しかし人の目ばかり気にして生活するのは窮屈ではないでしょうか。生活のペースや価値観は人ぞれぞれなので、嫁に押し付けるのはやめてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 龍 たまこ

ベビーカレンダー編集部

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