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美肌、ダイエット…効果は無限大!「はちみつのビューティパワー」がスゴすぎる♡

  • 2016.1.7
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多くの美容研究家が注目するはちみつ。古くから“薬用”として使用されていました。その歴史は古く、紀元前2,500年の古代エジプト文明の壁画にミツバチの巣箱からはちみつを採取する様子が描かれているほど!

そこで今回は、食品の栄養素・機能性を知り尽くした筆者が、はちみつの驚くべき“美容効果”とその活用法についてご紹介ます。

 

■老け防止にも!はちみつの「ビューティーパワー」3つ

はちみつの79.7%を占めるのがブドウ糖、果糖などの“糖質”です。「それなら砂糖と変わらないのでは?」と思われるかもしれませんが、はちみつには“約150種類”のさまざまな栄養素が含まれているんです!

(1)代謝を促す

糖質などの代謝に不可欠な、ビタミンB群が“活性型”という形で含まれているため、少量でも大きなはたらきをしてくれます。また、ミネラルの中でもカリウムを多く含むため、利尿効果が期待できます。デスクワークで足がむくみがちな人にもオススメ。

(2)老化防止

はちみつの琥珀色は、ポリフェノールによるもの。色の濃いはちみつほど、ポリフェノールの抗酸化作用が期待できます。

そして注目すべきは、“生はちみつ”に含まれる酵素。生はちみつには、炭水化物分解酵素の“アミラーゼ”、“マルターゼ”、“インベルターゼ”、体内で老化を進行させる過酸化水素を分解する酵素“カタラーゼ”などが含まれています。

この酵素が、摂取した糖質を素早く分解しエネルギーに変え、糖化による老けを予防してくれます。

(3)美肌やダイエットに!「腸内環境」を整える

実は、はちみつには乳酸菌が含まれています。しかも、はちみつに含まれる有機酸の約70%を占める“グルコン酸”は、大腸まで届いて善玉菌を増やし悪玉菌を抑えてくれるため、腸内環境を整えてくれるのです! 美肌やダイエット効果が期待できるのはこのためです。

また、グルコン酸は医療の現場で“貧血の治療薬”としても処方されるほど鉄の吸収を高めてくれるので、貧血が気になる人にとっては注目成分といえるでしょう。

 

■1日に「スプーン半分」で十分!

はちみつは、毎日ティースプーン半分程度を摂れば十分です。その量であれば、たとえ糖質が多くても気にはなりませんよね?

ただし、はちみつとして売られているものでも、水あめや砂糖などに色や香りをつけてあるだけの粗悪なものもあります。産地や原材料、加熱・精製されたものなのか、生はちみつかなど裏面のチェックをしっかりしてから購入しましょう。

 

■こんなに使える!「シーン別」はちみつ活用法3つ

●集中力が必要なとき

ティースプーン半分のはちみつを舌下に入れて自然に溶かします。ブドウ糖が粘膜や毛細血管から吸収され、即時に脳のエネルギー源となります。

●腸内環境を改善したいとき

お休み前に40℃程度のお湯に溶かして飲みましょう。リラックス効果があり、質の良い眠りを誘いながら睡眠中のターンオーバーなど新陳代謝を促進してくれます。好みでレモン汁を加えてもいいでしょう。

●肌の乾燥が気になるとき

一見、液体のように見えるはちみつですが、その水分量はわずか20%。焼き芋の3分の1程度なんです! とはいえ、はちみつには周りの水分を引き寄せとどめるヒアルロン酸のような働きがあるので、大さじ2杯程度を湯船に溶かしてつかれば、体全体のお肌の保湿に使えます。

はちみつと粗塩をそれぞれ大さじ1杯混ぜ合せて乾燥したカカトにすり込めば、古い角質の除去と保湿が同時に出来るという優れた一面もあります。

 

実は筆者も、“湯船にはちみつ”と“舌下にはちみつ”を実践しています。そのおかげか、水を弾くほどのハリのある肌を保つことができています。気になる方はぜひおためしくださいね!

【画像】

※ mama_mia / shutterstock

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