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「やられた!!」ちょっとウトウトしたすきに…子育て中に使っていて後悔した高価なアイテムとは!?

  • 2023.9.29

初めての出産前、私は夫から誕生日プレゼントに眼鏡をもらいました。長く使うものだからと、奮発して購入してくれたものです。でもその大切な眼鏡、もうきれいに折りたたむことができません。ピカピカだった眼鏡は不格好な姿になって、育児の現実を物語っています。

1歳、なんでも触りたいお年頃

ウン万円もするお気に入りの眼鏡は、1歳になったばかりの息子に折り曲げられました。当時の息子は夜泣きをしており、私も十分睡眠がとれていない時期。息子の昼寝中に隣で仮眠をとっていました。眼鏡を枕元に置いてちょっと休憩……のはずが、息子に起こされるまで熟睡していたのです!

そしてなんとか目を開け、起き上がったときにはもう手遅れ。親の持ち物はなんでも興味がある息子の、新しいおもちゃにされていたというわけです……。

私と同じような目に遭ったママさん

眼鏡を折りたたむときに曲がる「蝶番」という部分が、変な方向に曲がってしまった私の眼鏡。ケースに収納できないだけで、使うことができるのは幸いでした。

そうして息子への怒りもすっかり消えたある日、外出先である親子と居合わせたのです。電車好きな息子と同じように、電車にくぎづけの男の子。それを見守る眼鏡姿のママ。わが家と共通点のある親子だなぁと思いながら、そのママと会話をしていました。

そして聞いてみたのです。「眼鏡、子どもにいたずらされませんか?」と。するとママはうなずきながら、「これでもう3個目です」と苦笑い。男の子を産んでから、なんと2個の眼鏡を壊されたと言うのです。眼鏡を狙われているのは私だけじゃないんだ!と妙にホッとした瞬間でした。

眼鏡に限らず、子どもは大人の持ち物が気になって仕方ありません。でも出産前は、そのことを知りませんでした。現在、息子は2歳、下の娘は1歳。いたずら好きな2人が大きくなるまでは、自分の服も小物も、高価なものを買うことは決してないと思います。

監修/助産師 松田玲子

イラスト/ななぎ


著者:おかもとえみ

ベビーカレンダー編集部

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