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ガル・ガドットが主演作『ハート・オブ・ストーン』について語る【sweetムービーインタビュー】

  • 2023.9.29

Gal Gadot
ガル・ガドット

1985年4月30日、イスラエル生まれ。ファッションモデルを経て、TVドラマで俳優デビュー。2009年の『ワイルド・スピード MAX』でハリウッドデビューし、2016年の『バットマンvsスーパーマン ジャステイスの誕生』でワンダーウーマン役に抜擢。


ワンダーウーマン役で大ブレイクし、今やアクションヒロインの代表格となったガル・ガドット。最新主演&プロデュース作のNetflix映画『ハート・オブ・ストーン』でも、世界平和を守る秘密組織のスパイを熱演している。

「これは原作がない作品だから、全てにおいてイチから作らなければならなかった。実現できたのは脚本家のグレッグ・ルッカをはじめとする優秀なスタッフが、本作のテーマや大掛かりなアクション、映画のコンセプトなど基礎となる部分を作ってくれたおかげ。製作チームとしてリクエストしたのは、できるだけ“オリジナル”であること、できるだけ“新鮮”であること、なにも“模彼はしない”こと、常に“女性の視点”から考えることというものでした」

ガルが演じたレイチェルは、表の顔はMI6のエージェント、裏の顔は世界を股にかける平和維持組織チャーターのエージェント。MI6の一員として日々悪と戦いながら、チャーターのミッションもこなすスーパー仕事人。そのチャーターには秘密のテクノロジー「ハート」があり、それが何者かによって奪われそうになり……という物語。アクションはもちろん見せ場のひとつだが、そこにはガル本人からのリクエストが。

「私から提案したのは、空中戦を描くとき実際に人間ができることに収めてほしいってこと。私が演じたレイチェルはワンダーウーマンみたいなスーパーパワーの持ち主じゃないから、実際に人間ができる範囲なのか確認しながら作ることにこだわったんです。例えば、ヘリや飛行船の高度についても、人間が本当にそこで戦うことができるのかを確認したうえで描いています。それが私の一番こだわったリクエスト。アクションをとにかく地に足のついたリアルなものにすることで、この映画のストーリー全体が女性の視点から描かれることを実現できたと思います」

若いころはイスラエルで兵役もこなしたガル。今回のトレーニングはいつも通り……とはいかなかったよう。

「子どもが3人いるから早く寝るのは難しいんですが(笑)、なるべく睡眠をとるようにしました。というのも、一度撮影が始まってしまうとノンストップで動き続けなくてはいけないのでね。メンタル面では、瞑想をするようにしています。ヘッドスペースという瞑想用のアプリを使ったり、自分の頭を数分でも休める時間をとるようにしました」

Netflix 映画『ハート・オブ・ストーン』
story:世界を股にかける平和維持組織のエージェント、レイチェル (G・ガドット)。ある事件が勃発したことで、世界を揺るがす力を持つという装置「ハート」が何者かに奪われたことを知った彼女は、その奪還作戦に挑むことに。
監督:トム・ハーパー/出演:ガル・ガドット、ジェイミ・ドーナン、ソフィー・オコネドー、アーリヤー・バット ほか/配信:Netflxにて、現在独占配信中
※本インタビューは全米「優組合のストライキ以前に収録したものです。
© Netflix

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