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思わず「は?」わが子の治療のため大胆な行動をとったエピソード

  • 2023.9.28

河野りぬ@子育て&鬱経験エッセイ(@rinu.illustjob)さんの息子は、生後2か月のときに「先天性白内障」と診断されます。早く手術を受けるほど、術後の経過が良好であると知った河野さん。手術が受けられる病院をさがします。そして、診断を受けた眼科へ紹介状の作成を依頼します。ところが、紹介状をもらうまでかなりの時間を要してしまいます…。『息子に目の障害が見つかった話』をダイジェスト版でごらんください。

紹介状にこんなに時間がかかるの?

生後2か月の息子が「先天性白内障」と診断されました。一刻も早く手術を受けさせたい河野さんは、診断を受けた眼科へ紹介状を依頼します。

ところが、数日たっても何の連絡もありません。しびれを切らした河野さんは眼科へ電話。すると、信じがたい言葉を耳にします。1週間も待てないと判断した河野さんは、大胆な行動にでます。

紹介状をもらえるまで「帰らない」

紹介状をもらうために、眼科へ直接足を運んだ河野さん。そして、切迫している状況を伝えました。

午前中の診療時間いっぱい、待合室で粘ります。ですが院長先生が不在なこともあり、紹介状をもらうことはできませんでした。落胆した状況でいったん帰宅します。

病院で粘ったかいがあった?

紹介状をもらえず、モヤモヤとした日々を過ごしていましたが、やっと手に入れることができました。これで、息子の治療の第一歩を踏み出すことができそうです。

病院によって書類の対応はさまざまですね。ですが自分のことならまだしも、わが子のことになると居ても立ってもいられなくなるのが親です。今回の河野さんの行動は、とても勇気がいるものだと思います。

本作では息子に目の病気が見つかり、一時は悲観的になってしまった河野さんの姿が包み隠さず描かれています。ですが息子のためにできる限りの情報を集め、夫婦で協力し合い、信頼できる眼科医に出会います。子どもの病気との向き合い方や、親の葛藤する心の様子。そして「病気とともに歩む日常がある」ことに気づかされる作品です。

『息子に目の障害が見つかった話』の著者である河野りぬさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

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「当時、息子に降りかかった病について必死に情報を集めました。しかし、ほとんど情報らしい情報がなく、保護者同士の情報交換の場もどこにもありませんでした。

その時の不安な気持ち、よりどころの無さ、社会から切り離されたような孤立感は、いまだによく覚えています。

私たちの経験が、これから同じような病で困っている親子の参考になればと思い漫画にしました。」

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この漫画は子どもの目に関する病気について紹介したものです。子どもの体について心配なことがある場合は医療機関を受診し、医師に相談をしてください。

著者:ももこ

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