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スペイン大手紙が"久保建英"を称える!「見事なプレーでチームを奮い立たせた」

  • 2023.12.18
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写真:なかしまだいすけ/アフロ

日本代表MFの久保建英選手が所属するレアル・ソシエダは17日(日本時間18日)、ラ・リーガ第17節でベティスと対戦。0―0のスコアレスドローに終わりました。

4―3―3のシステムで入ったレアル・ソシエダは、立ち上がりからボールを保持し、守備に転じれば4―4―2の並びでハイプレスをかける。序盤こそ堅い展開になったものの、右ウイングの久保がドリブルで仕掛け、CFのアンドレ・シウバにスルーパスを出すなど攻撃を活性化させていきます。

決定機を演出するも…

しかし7位につける難敵ベティスの反撃を食らい、自陣に押し込まれます。その中で再び試合の流れを引き戻したのが久保選手でした。26分、中盤まで下がってボールをもらい、相手DFを誘い込んで右サイドにスペースを空け、そこに駆け上がったアマリ・トラオレへパスを供給。トラオレのクロスからゴール前のA・シウバがネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴールとなりました。

得点とはなりませんでしたが、賢いプレーを見せた久保選手が、またしてもチャンスを演出する。41分、A・シウバの落としを受け、相手DFふたりをドリブルでかわしてミケル・オジャルサバルへスルーパスを送る。オジャルサバルからの横パスを詰めたA・シウバがネットを揺らしましたが、再びオフサイドのジャッジでゴールは認められませんでした。

海外誌からは称賛の声

スペイン大手紙の『MUNDO DEPORTIVO』は、決定機に絡んだ久保を「旗手」と銘打ち、こう称賛した。

「最後まで野心の旗を掲げ、あらゆるところに飛び出し、チームを奮い立たせた。トラオレにフリックし、(A・)シウバの2点目のゴールが無効になった場面でも、見事なプレーを見せた。強引なシュートは、素晴らしい相手GKルイ・シウバに防がれた」

89分に久保は、途中出場のウマル・サディクからパスを受け、ペナルティエリア内で強烈なシュートを打ったが、相手GKの好セーブに阻まれました。惜しくも得点とはならなかったとはいえ、アグレッシブなプレーで「最後まで野心の旗を掲げた」と称えられるパフォーマンスで、観衆を沸かせました。


※本記事は、2023年12月18日執筆時の原稿です

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