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巨人は意外な選手を1位指名…AIが予想した12球団の"ドラフト1位"に衝撃

  • 2023.10.20
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「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が目前に迫り、SNSやYouTubeでは1位指名の予想に盛り上がりを見せています。

12球団中9球団が1位指名を公表をした昨年のドラフトと違い、今年は、広島東洋カープが青山学院大学の"常廣羽也斗"投手を公表したのみとなりました。

海外挑戦を表明していた大谷選手を日本ハムが指名したり、清宮選手が7球団から指名されるなど、毎年多くのドラマを生み出し、将来のWBC戦士が誕生する瞬間でもあります。

今回「Bing AI」を使用し、ドラフト1位の予想をしてもらいました。
Bing AIとは、マイクロソフト社が提供する検索エンジンに、GPT-4搭載の「AIチャット」を組み込んだ、"情報の検索"と"文章の生成"の両方を兼ね備え、ウェブ上にある最新情報を人間の代わりにAIが検索しながら質問に答えてくれるツールです。

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Graphs / PIXTA(ピクスタ)

AIにドラフト1位を予想してもらった

大学生投手が大豊作と言われる2023年ドラフトですが、報道や記事を元に"AI"にドラフト1位指名を予想してもらいました。

予想してもらう上での条件は以下。
条件1:各12球団の1位指名を1人ずつ挙げる
条件2:佐々木麟太郎選手は除外
条件3:広島東洋カープの1位指名は、常廣羽也斗選手で固定
条件4:1位指名は、記事、報道、まとめサイトなどから最も1位の可能性が高い選手を予測する
条件5:2023年プロ野球志望届提出者一覧から選出する

予想結果は…

予想結果は以下となりました。

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あくまでAIが予想した結果ではあるものの、遠からずという結果になったのではないでしょうか。
実は筆者も思いつくままにAIに予想させ、ドラフト候補の名前をただ羅列するだけだろうと期待はしていませんでしたが、「あり得るかも!」という、ある意味衝撃的な結果になりました。

AIの予想を見て…

即戦力投手の指名が予想される巨人ですが、昨年1位、2位で外野手で指名したものの、丸選手、梶谷選手の後継者となる長打が打てる左打ちの外野手は不足している状態ではあるので、巨人が度会選手を指名しても意外ではありますが驚きはないかもしれません。

同じく度会選手を指名とAIが予測した日本ハムですが、2009年ダルビッシュ選手、2012年吉川選手、2016年大谷選手と、日本ハムが優勝する年にはリーグを圧倒するような投手が存在していました。特に超投高打低となっているパリーグで、再び日本ハムが優勝するには、細野選手や、前田選手のような、将来日本を代表するような投手になれるポテンシャルを持った投手の指名が必要かもしれません。

ライオンズは、平良選手、高橋選手、今井選手を、中日は、柳選手、髙橋選手、涌井選手と、両チーム右投手は球界でも屈指の投手陣を揃えているものの、左の先発投手は西武は隅田選手、中日は小笠原選手と不足しています。

左投手を指名と予測した、西武、ロッテ、ヤクルト、中日、阪神、楽天ですが、これらの球団に関わらず、どの球団も左の先発投手が不足している状況ではあり、これまでにない程の左投手が豊作な年ですので、細野選手や武内選手、古謝選手の指名が重複してもおかしくないのではないでしょうか。

ハイレベルな投手陣を要するオリックスですが、山本選手がメジャー挑戦の可能性が高いこともあり、後釜として投手を指名する可能性は高くなりそうです。山本選手、宮城選手、山下選手、東晃平選手、など、高卒の先発投手を数多く育ててきたオリックスで、前田選手の成長を見てみたいというファンも多いのではないでしょうか。

DeNAは、東克樹選手、石田選手、濱口選手、メジャー挑戦が噂される今永選手と、球界でも珍しく左の好投手を多く擁する球団です。右投手も大貫選手、平良選手と2桁勝利には届いていないものの、東選手のように突然圧倒的な成績を残す可能性が高い投手います。しかし、筒香選手の退団以降、左の強打者が育っておらず、将来的に牧選手と並んでクリーンナップを任せられる可能性を秘めた、真鍋選手の指名は可能性が高いかもしれません。

果たしてAIが予想する通りの結果になるのか、それともAIが予想しきれないないようなサプライズ指名があるのか、10月26日(木)のドラフトが非常に楽しみです。


※記事内における情報は原稿執筆時のものになります

※サムネイルはillustAC

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