【東区】受賞歴多数のパティシエ夫妻の店「菓子工房マリアンナ」オープン!

9月に入って間もないある日、スイーツ好きの知人が、東区についこの間、スイーツの店がオープンしたという情報を教えてくれました。東区に住む私が昔からよく通行している「東8丁目篠路通」の近所に開店したとのことで、余計嬉しくなりました。 必ず行こうと決め、店名「菓子工房（かしこうぼう）マリアンナ」を記憶に刻みました。

それから二日後だったか、車でたまたま近くを通りかかったので「菓子工房マリアンナ」に寄ってみたところ、店舗前の行列と大賑わいの店内を車内から目撃してビックリ！

圧倒され、その日は時間に余裕が無かったのもあって入店を断念しました。残念でたまらず、後日、リベンジの心境で再び店舗に向かいました。

2023年9月8日オープン

「菓子工房マリアンナ」は、共にパティシエという御夫妻が開いたお店です。なんとお二人とも、国際製菓コンクール等で様々な賞を何度も受賞しているという、凄腕の持ち主なのです。 その一方で、店名の「マリアンナ」の由来は、ご夫妻の三人のお子さんの名前の一部を組み合わせたのだそうで、とてもアットホームで温かい人柄を想像させます。

店舗の入り口は、大きなガラス窓に、ドアの上にもガラス窓があるので店内の見通しが良く、とても明るい雰囲気。初めてでも入りやすいです。

洗練された印象の、白と木目を基調とした店内。

溜息が出そう…美しいスイーツの数々

ショーケースに並ぶスイーツの数々は、とにかく圧巻の美しさです。しかもケーキのサイズが、どれも大きめ（私個人の印象）なのも嬉しいポイントでした。どれを購入するか選ぶ前に、思わず見とれてしまいました…。

「北海道産の美味しい素材やフルーツで、何気ない日常にひとときの幸せを感じるようなお菓子を」（インスタグラムより）がお店の理念だそうです。

ちょっとした手土産に喜ばれそうな焼き菓子の種類も豊富。

こちらも魅力的

「焼きたて」の文字につい引き寄せられる「マドレーヌ」が、蓋付きの素敵なケースに入っていました。商品名の下には「今この瞬間がいちばん美味しい」と書かれていて、この言葉にも引きつけられます。出会えたらラッキー！な商品なのかも？

マドレーヌの下のショーケースの中には、「北海道ミルクのなめらかプリン」というこれも魅力的な商品が。 黄色いパッケージの形が、昔、家庭の玄関前にあった、宅配牛乳を入れてもらう為の蓋付き木箱を模しているように見えたのは、私が根っからの昭和世代人間だからでしょうか…？

ショーケース内のディスプレイもお洒落。

購入した二品の美味しさに感動

お店のインスタグラムの写真を見て気になっていた、「とうきびパイ」（540円）と、店名を冠している点にひかれて「マリアンナロール」（518円）の二品を選びました。 「とうきびパイ」は人気商品らしく、私は幸運にも最後の一個を購入。（ちなみに「とうきびパイ」は期間限定商品とのことなので、食べてみたい方はお早めに…。)

「とうきび」は、写真からもわかると思いますが北海道弁で「とうもろこし」のことです。北海道産の「ピュアホワイト」という、粒が白い珍しい品種が使われています。 とうきびそのものがパイにのっているという、とてもインパクトある見た目です。とうきびの葉を模した飾りが施されており、なかなか凝ってるな〜と感心してしばらく眺めました。

写真撮影後、まず「とうきびパイ」から味わいました。とうきびの芯はしっかり取り除かれているのか、全く硬さを感じず食べやすいので驚きました。初めての食感です。下のパイもサクサクの歯ざわりが心地よく、甘さ控えめでとうきびの美味しさを引き立てています。

「マリアンナロール」も、スポンジはふんわりなめらかな舌ざわり、生クリームは上品な甘さで、これも期待以上の素晴らしさでした。 私が食べた二品もそうですが、「菓子工房マリアンナ」のスイーツの数々は、どれも上品で、それでいて気取りがなく親しみを感じます。オープン早々、大評判の様子なのも納得です。

このレポートを作成している間も、ショーケースの中の素敵なケーキの数々が目に浮かんできて、幸せな気持ちになってきます。そして、私の地元の東区にオープンしたお店として「菓子工房マリアンナ」を紹介するのがなんとも嬉しくなってくるのでした。

菓子工房 マリアンナ 住所 北海道札幌市東区北26条東7丁目2-24 TEL 011-299-7900 営業時間 11:00〜18:00 定休日 月・火 第三日曜日 駐車場 なし アクセス 中央バス【東17】北光線【東19】北光・北口線 「北26条東8丁目」下車 徒歩1分 インスタグラム https://www.instagram.com/marianna.patisserie/