【マック・ケンタ・ファーストキッチン】あなたはどれが好き？各社の「月見バーガー」を食べ比べ！

マクドナルドの季節限定メニューとして人気の「月見バーガー」。秋の風物詩“月見”の月に見立てた卵が入っているのが特徴です。近年では、さまざまなファストフードチェーンからも趣向をこらした月見バーガーが登場！今回は3社の月見バーガーを食べ比べてみました。

この秋、マクドナルドから発売された月見バーガーは、「月見バーガー」「チーズ月見」「七味香る牛すき月見」の3種類。

今回は「七味香る牛すき月見」（9月6日発売、520円～ ※価格は店舗により異なる）を食べてみました。

間からあふれんばかりの具材と、とろりととろけるチーズが食欲をそそります。見るからにやわらかそうなバンズは、スチームで仕上げているそう。

半分に切ってみると、甘辛く煮た牛肉と牛すきフィリングがたっぷりと入っています。さらにビーフパティ、スモークベーコン、卵と、なんとも贅沢な組み合わせ。

すき焼きの甘辛いタレに、濃厚なトマトクリーミーソースとコク深いチェダーチーズ。なんとも不思議な組み合わせですが、和洋のうまみが不思議とマッチして、クセになるおいしさです。

ほんのり甘いふわもち食感のバンズがすべてを包み込み、これまた良いバランス。

なお公式サイトには辛味が苦手な人は注意をと書かれていますが、「七味香る」というネーミングどおり、ほんのり感じる程度で筆者はそこまで辛いとは感じませんでした。

マクドナルドではほかに「月見ファミリー」として、朝マック限定の「月見マフィン」、「月見パイ」「月見マックシェイク長野県産シャインマスカット」、チキンマックナゲットの「柚子胡椒マヨソース」がラインナップされています。

ケンタッキーフライドチキンからは、「とろ～り月見チーズフィレバーガー」「とろ～り月見チーズ和風カツバーガー」「とろ～り月見ツイスター」「エッグタルト」の4品が「とろ～り月見」シリーズとして登場。

今回は「とろ～り月見チーズ和風カツバーガー」（8月30日発売、490円）を食べてみました。

手に持っただけで、ずしりと感じるこの重さ。なんとも分厚いカツが入っていました。

厚みたっぷりの国内産チキンカツの上には、スライスチーズに、とろ～りとろける目玉焼き風オムレツと特製マヨソース、さらにはこぼれそうな千切りキャベツが重ねられています。

和風カツに使われているしょうゆ風味の濃厚テリヤキソースと、特製マヨソースは相性バツグン。

そこに、とろ～りあふれる卵黄のまろやかなコクも加わって、カツのうまみをこれでもかと引き出します。

う～ん、これは罪なおいしさ！

月見バーガーといえば卵入りが定番ですが、ファーストキッチンでは丸餅を月に見立て、揚げ餅を入れているのが特徴です。

ラインナップは、「月見もっちバーガー」「月見もっちチキン竜田バーガー」「もっちバーガー」「もっちチキン竜田バーガー」の4種類。

今回は、卵とお餅の両方が入った「月見もっちバーガー」（9月7日発売、870円）を食べてみました。

メインは揚げ餅！ということで、卵やパティよりも存在感があります。

かつおと昆布だしのつゆに揚げ餅をくぐらせ、さらにみそダレをからませているとのこと。聞くだけでよだれが出そうです。

またパティにも特製和だしをきかせ、バンズにもしょうゆを加え、和素材にこだわって仕上げた一品。

半分に切ってみると、想像以上のお餅の厚みにビックリ！卵とパティもボリュームがありますね。

お餅はのびるタイプではなく、かみごたえのあるもっちりタイプなので、温かいうちに食べるのがおすすめ。

各社のこだわりを感じる2023年の月見バーガー。いずれも期間限定なので、気になるものがあったら、ぜひ早めに味わってみてくださいね。食べ比べもおすすめです。

（ライター／恵国亜矢子）