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実は髪を傷めています! やめたら潤った「ドライヤーのNGな使い方」4選

  • 2023.9.27

真夏が過ぎた今、髪のダメージを実感していませんか? 実はこの時期に、多くの女性がパサつきや乾燥を感じているのです。今回は、髪を傷めてしまうドライヤーのNGな使い方と正しい使い方、この時期にぴったりのヘアケアアイテムをご紹介します。

夏の終わりの髪はダメージを感じやすい

パナソニック株式会社が2023年7月28日~31日、20~40代女性500名を対象に行った「夏の髪ダメージ」に関する調査では、91.8%が夏終わりに髪ダメージを感じやすくなると回答し、79.4%はパサつきが気になった経験があると回答しました。

パサつきが気になった人にその髪の状態を聞くと、「毛先が乾燥する」(66.2%)、「手ざわりが悪くなる」(58.4%)、「髪が広がる」(46.6%)、「ツヤがなくなる」(42.3%)と続きました。

まさに今、パサつきを感じていませんか? そんなパサつきや乾燥しがちな髪は、できるだけ保湿していたわってあげましょう。ヘアケアにはさまざまな方法があるなかで、今回はドライヤーや保湿アイテムによる方法をご紹介します。

まずは、多数のヘアドライヤー製品を開発しているパナソニック株式会社にてドライヤーの開発に携わるビューティブランドマネジメント部の巽敦子さんに、髪を傷めないドライヤーのテクニックを教えていただきました。

髪を傷めるドライヤーのNGな使い方4選

巽さんによると、次のような行動は髪を傷めてしまうといいます。

NG1. 髪が濡れたまま寝るなど、自然乾燥させる
NG2. ドライヤーで毛先から乾かす
NG3. ドライヤーの温風を過度に当て続ける
NG4. ドライヤーの冷風など低すぎる温度で乾かす

それぞれNGな理由と正しい乾かし方を解説していただきました。

NG1. 髪が濡れたまま寝るなど、自然乾燥させる

巽さん 髪の毛を守るキューティクルは濡れると開く性質があり、髪が濡れたままの状態では外部からのダメージを受けやすくなります。そのため、洗髪後はできるだけ早く乾かすのがポイント。タオルドライで優しく抑えるようにして水分を取り除いたら、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。

NG2. ドライヤーで毛先から乾かす

巽さん 毛先は早く乾くので、毛先から乾かしてしまうと、根元のほうを乾かしている最中に毛先にも温風が当たることになるため、オーバードライ(※)になりがちです。髪の根元から先にドライヤーの温風を当てることで、髪を傷めず、素早く乾かすことができます。髪の根元が乾いたら、髪の流れにそって温風を当て、毛先に向かって乾かしていきましょう。うねりが伸びてキューティクルが整い、ツヤが出やすくなります。

※髪を乾かすときに水分が必要以上に減って乾燥が進んでしまうこと

NG3. ドライヤーの温風を過度に当て続ける

巽さん ドライヤーの温風を過度に当て続けることもオーバードライになるので注意が必要です。ドライヤーの温風は髪の流れにそって当てるようにしましょう。

NG4. ドライヤーの冷風など低すぎる温度で乾かす

巽さん 温風が髪を傷めるからと、冷風などの低い温度で乾かすと時間がかかりすぎてしまい、かえって髪に負担になってしまいます。また、髪は50~60℃以上にならないとうねりなどがしっかり伸びません。ドライヤーを過度に当てすぎない限り、温風で髪が傷むことはありませんので、温風で素早く乾かすようにしましょう。冷風は完全に乾いてから最後に髪全体に当てるとセットが長持ちします。

早く乾かしたいときのワザ

ーー朝などは時間がなくて、早く髪を乾かしたいときもありますよね。髪を守りながら早く髪を乾かすためのワザを教えていただきました。

巽さん まずはやさしくタオルドライをして水分を取ることが重要です。その後、ブラシや手ぐしで髪のもつれを取るともに、毛先にたまった水分をふきとっておくと、ドライヤーの使用時間も短縮できます。

そしてドライヤーは温風を使って、乾きにくい根元や後頭部を重点的に乾かすこともポイントです。ドライヤーを持っている手とは反対の手を使って髪をほぐしながら風の通り道を作ってあげると、温風が逃げやすくなり、早く乾きます。前髪は先に、くせがつく前に乾かしましょう。

保湿を重視したヘアケアアイテム3選

ーー髪をいたわるドライヤーの使い方を実践しながら、ヘアケアで保湿するのも良さそうです。ライターがリサーチして見つけたヘアケアアイテムの中から、保湿成分が配合されたヘアケア製品や、保湿ケアに適したドライヤーをご紹介します。

1. ダイアン パーフェクトビューティー「ナイトリペア リラックス」

ダイアン パーフェクトビューティー「ナイトリペア リラックス シャンプー&トリートメントセット」各450mL ¥1,463(税込)

寝ている間に髪のダメージを補修するシャンプーとトリートメントのセットです。

シャンプーには、髪がうるおってととのうGABAやカカオバターが配合されており、トリートメントには美容保湿成分をたっぷりとじこめたビタミンEカプセルが配合されています。

さらに心地よくさわやかなリラックスフォレストの香りで、身も心もほぐれそう。翌朝にはツヤ髪に出会えるかもしれません。

<商品情報>

ダイアン パーフェクトビューティー
「ナイトリペア リラックス シャンプー&トリートメントセット」
各450mL
¥1,463(税込)

2. Aquall「モイスチャーダメージケア」シリーズ

Aquall「アクオル モイスチャーダメージケア シャンプー」475mL ¥1,694(税込)、「アクオル モイスチャーダメージケア トリートメント」475g ¥1,694(税込)、「アクオル モイスチャーダメージケア ヘアオイル」70mL ¥1,694(税込)

美容液成分が溶け込んだ「うるおい美溶水」を配合したシリーズです。

カラーやパーマのほか、日常の小さな行動や生活習慣のなかで生じる摩擦や熱などによるヘアダメージを多角的に補修・ケアします。

シャンプーとトリートメントには、低分子~高分子の4種のヒアルロン酸をMIXしたハイブリッドヒアルロン酸を配合するなど、こだわりの美容成分が使われており、うるおうヘアケアが叶いそうです。

<商品情報>

Aquall
「アクオル モイスチャーダメージケア シャンプー」
475mL
¥1,694(税込)
「アクオル モイスチャーダメージケア トリートメント」
475g
¥1,694(税込)
「アクオル モイスチャーダメージケア ヘアオイル」
70mL
¥1,694(税込)

3. パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」

パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」¥38,610(税込)編集部調べ

乾かすだけで髪の表面と共に髪の内側まで水分補給するドライヤー。その秘密は、うるおい効果が期待できる水分たっぷりの高浸透ナノイーが発生するから。

さらに髪を守るキューティクルの密着性を高めるミネラルマイナスイオンで、UVケアやヘアカラーの退色抑制効果が期待できるほか、軽量ボディながら風量はパワフルでナノケア史上最大風量を実現。うるおいながら早く乾かしたい人におすすめです。

<商品情報>

パナソニック
「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」
¥38,610(税込)編集部調べ

ーー夏に受けたダメージからくるパサつきや乾燥は、今のうちにしっかりケアして、秋にはツヤ髪を取り戻しましょう。

Information

<筆者情報>

椎原茜
ライター。ライフスタイル、エコ、美容・健康などのジャンルで執筆中。記事を通して、読者の方々に役立つ情報を知ってもらい、ハッピーかつ快適な生活を送っていただきたいという思いで記事を執筆している。

(C) speed300/Adobe Stock

文・椎原茜

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