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猫パンチは困ります!配達員を困らせる家に郵便局が“配達しない”と警告(英)

  • 2023.9.27
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イギリスの郵便事業者が、ある家庭で配達員がいたずら好きな猫による攻撃を受けたためにその家庭への郵便配達を停止するかもしれないと警告した。

ロイヤル・メールの郵便配達員を困らせる猫パンチ

英スタッフォードシャー州に住むある男女の元に、イギリスで郵便事業を担うロイヤル・メールから手紙が送られてきた。その内容は「貴方の家の猫のせいで、貴方の住所に郵便物を届けるのが難しくなっています。貴方の猫が郵便受けの後ろで郵便物や指を引っ搔いています」というもので、手紙には続けて、2週間以内になんらかの対応をしなければ郵便配達を停止するかもしれないと書かれていた。

この男女が飼っている「アーニー」という名前の3歳の虎猫は、彼らによると大人しい性格の猫だそう。ほとんどの時間を寝転がって過ごすほど、ゴロゴロするのが大好きだというアーニー。しかしなぜか「郵便受け」には特別な魅力を感じているらしく、郵便受けの音が聞こえると「稲妻のように」飛びつき、配達されたものを掴もうとすると、飼い主たちはExpressやMirrorなどの英メディアに話した。

ただ、「アーニーは爪を使わず、肉球だけを使って手紙を掴もうとする」と、猫が配達員の指を引っ掻く可能性については否定した男女。「とてもおかしい。ドアにメモを貼るだけでなく、わざわざ(手紙を)送ってきたんです。アーニーに悪意はない。彼にとっては遊びなんです」と不満を漏らしたが、ロイヤル・メールの勧告には従うことにしたそう。

ロイヤル・メールからの手紙には、郵便受けの内側に金属製のケージを取り付けるか別の配達場所を探すようアドバイスがあったといい、結局、外付けの郵便受けを購入して家の壁に設置したという。郵便受けが大好きなアーニーに触れた飼い主は、「アーニーはとてもがっかりしていると思う」と語った。

ロイヤル・メールの広報担当者は、「ロイヤルメールは、すべての住所に毎日安定した配達を行うことを約束しますが、従業員の安全を最優先とし、従業員がいかなる危害を受けることなく役割を遂行できるよう、適切な措置を講じるよう求めます」と今回の件について説明。家族にとってはイタズラ好きの可愛い猫ちゃんであっても、他人にとっては脅威となることもある。

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