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スタートアップ大国の「以色列」、ロシアのシリコンバレーと呼ばれる「莫斯科」、それぞれどこか分かる?

  • 2023.9.26
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人口は約923万人、面積は2.2万キロメートルと、四国ほどの大きさでありながら、世界でも有数のスタートアップ大国と呼ばれている「以色列」。そして、スタートアップ支援機関がある「莫斯科」。この「以色列」と「莫斯科」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?

■「以色列」ってどこ?——大きさは四国ほど

「以色列」はイスラエルのことで、「以斯来」と書くこともあります。

イスラエルでは、毎年1,400社ほどのスタートアップ企業が誕生し、現在では6,000社ほどのスタートアップが存在しているスタートアップ大国といわれています。

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)をはじめとするグローバル企業の投資も盛んです。

実はイスラエルは中東で唯一、米ナスダックに上場している企業がある国だそうです。

国内資源が少なく、紛争の絶えない地域に位置するからこそ、外国からのマネーや人材の受け入れに積極的なのかもしれません。

またイスラエルはサイバー攻撃・テロ対策の技術も高く、この分野の世界シェアでもトップとされています。

■「莫斯科」ってどこ?——あの宮殿がある場所

「莫斯科」はモスクワのことです。

ロシアの首都であるモスクワは、ロシア中西部に流れるモスクワ川の中流に位置します。

ロシア政府の代名詞でもある“クレムリン”は、モスクワの中心にある城砦のような宮殿で、このクレムリンを中心に街が広がっています。

イスラエルの起業家が創設したスタートアップエコシステムの調査機関・スタートアップブリンクが発表した「世界の都市別エコシステムランキング」で、モスクワは9位にランクインしています。欧州に限れば2位とのこと。

エコシステムとは、元々生態系を表す単語が由来で、主にITやエレクトロニクス産業界において、業界全体の収益構造を表す言葉です。

モスクワは、優れた企業家や高い技術力をもつ専門家が多数存在する点が評価されたようです。

また、同市にあるスタートアップ支援機関のひとつに、ロシア最大のイノベーションセンター「スコルコボ」があります。ロシア版シリコンバレーとも呼ばれ、ロシアのスタートアップ・エコシステムを牽引する存在とも言われています

文/編集・dメニューマネー編集部

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