京都の名所「神泉苑」内の料亭跡地が驚きの光景に！

二条城近くの名所「神泉苑」、敷地内にあった料亭 平八は閉店し跡地は更地になりました。ある意味インパクトのある光景に、、

料亭跡は更地になりました

二条城南側 、御池通の間にある「神泉苑」。コンパクトながら平安時代の面影を残す上品で趣のある名所。京都有数のパワースポットとしても知られています。

創建は平安時代の794年と長い歴史があり、いまでこそコンパクトな敷地ですが、かつては二条城も神泉苑の敷地内だったといわれるほどの広さだったそうです。

平安京の時代に宮中附属の禁苑として設けられ、この泉で天皇や公家が舟を浮かべて、歌や花、音楽を楽しんだと言われています。

実はこの泉、パワースポットとして有名で、古来から龍神が棲むという龍神伝説が残る場所なんです。

その龍は「善女竜王（ぜんにょりゅうおう）」と言い、雨を降らす龍として名高く、その力が強すぎるが故、力を鎮めるために社を作ったのが正面にあるのが「善女竜王社」と言われています。

こちらが方丈と本堂。御朱印などはこちらで。
弘化4年（1847年）に東寺の大元帥堂を護摩堂の跡地に移築したものと言われています。

本殿の隣、平安殿にはかつて料亭の平八が入居されていました。
ですが、トラブルになり裁判の結果、退去ということに。その跡地はまさかの更地になりました。

北側からの景色です。きれいな更地になり以前の様子を知る人からすると、かなり驚かれる光景ではないでしょうか。

こちらは、平八が営業していた以前の様子です。
お店自体は、2022年4月30日で閉店となりました。

北側から南向きに泉をみた様子です。
以前と大きく変わったところがあるのですが、お気づきでしょうか？

過去の写真がこちら。正解は龍を象った船です。料亭の宴会・食事スペースとしても使われていましたが、こちらの船の姿も見当たりません。

境内の光景が少し変わりましたが、訪れてほしい名所であることに変わりません。近くにきたら、ぜひ立ち寄ってください。

跡地の活用について今後どうなるのか、続報がでましたらお知らせします。

基本情報

名称：神泉苑
住所：京都市中京区御池通神泉苑町東入る門前町166
拝観時間：9:00～17:00
HP：http://www.shinsenen.org/