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日本から一番近い南半球!訪れることが環境保護になる世界遺産とケアンズの魅力

  • 2023.9.26
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オーストラリア・クイーンズランド州のケアンズ観光局が、日本からのさらなる観光客誘引を目的としたプレス発表会を開催。グレートバリアリーフと湿潤熱帯地域の2つの世界遺産、その玄関口の街「ケアンズ」の魅力が紹介されました。

フランクランド諸島 ©️ケアンズ観光局

 

 

羽田から約7時間半の常夏の街

熱帯雨林 ©️Tourism Tropical North Queensland

実は1年中夏のケアンズ。日本との時差は1時間で、羽田からの直行便は約7時間半で到着するので、1番近い南半球ともいわれています。

そんなケアンズには、世界で最も古い熱帯雨林と世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフという2つの世界遺産があり、豊かで美しい自然に触れるさまざまな体験アクティビティが楽しめます。

カフェ「The Chambers」

その一方、空港から約10分のコンパクトな市街地にはカフェやレストラン、ショップ、ホテルなどが充実しており、都市と自然の両方を満喫できる旅行先なのです。

訪れることで環境保護になる旅

グレートバリアリーフ ©️ケアンズ観光局

また、サステナブルツーリズムへの意識が高く、環境への取り組みも進んでいます。世界遺産に登録された「世界最大のサンゴ礁」グレートバリアリーフ内に位置し、海洋国立公園に指定されたフランクランド諸島は、国から保護指定を受けており、1日に入島できる人数は 100人までとされています。グレートバリアリーフのツアー参加費用の中には環境保護税が含まれているので、訪れることで、環境の保全や研究につながるそうです。

クリスタルブルック コレクションホテル ©️Tourism Tropical North Queensland

クイーンズランド州では、使い捨てプラスチックの使用が原則禁止されています。「クリスタルブルック コレクションホテル」では2018年のホテル開業時よりペットボトルやアメニティボトルの使用を削減。ルームキーは木製、ハンガーはカーボン紙製、ゲストルームにはミネラル ウオーターの入ったエコ・グラスボトルを用意し、紙の削減のため全室iPadを完備しているそうです。

空から見るグレートバリアリーフや熱帯雨林

プレス発表会には、ケアンズ 観光大使である“リーマントラベラー”東松寛文さんと、ケアンズマラソン アンバサダーの福島和可菜さんと福島舞さんの姉妹がゲストとして登場。実際に体験した「ケアンズ旅」についてのトークが披露されました。

東松さんは、空からグレートバリアリーフを見るヘリコプターのツアーや、朝もやの中を飛ぶ気球、アボリジナル文化の体験などの素晴らしさを語っていました。

福島姉妹は、朝ランニングの楽しさや、グレートバリアリーフでのシュノーケリングの感動体験、熱帯雨林を上から眺められる床が透明なゴンドラ「スカイレール」の絶景、街中にさまざまな醸造所があり、飲み比べも楽しめるビールの魅力を紹介。さらに、フルマラソンだけでなく、ハーフや5キロ、2キロもあり、コースが平坦で走りやすく、初心者にも挑戦しやすいケアンズマラソンの魅力もアピールしていました。次回は2024年7月に開催予定だそうです。

最盛期には、オーストラリアに行く人の3分の1にあたる約25万人の日本人がケアンズを訪れていたこともあるとか。現在は約35%の回復率だそうですが、2023年6月から、ジェットスターに加えてヴァージン・オーストラリア航空が羽田から毎日直行便を運航。成田・羽田・関西の3空港から直行便が飛んでいるのは、オーストラリアではケアンズだけです。

WHARF ONE CAFE

意外に近くて、魅力いっぱいのケアンズ。次の旅行先に検討してみてはいかがでしょうか?

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