ポルトガル観光は今アツい。“ポルトガル”に行くべき9つの理由とは

ポルトガルと聞いてみなさんは何をイメージしますか？日本からの観光客は少ないのですが、ヨーロッパの人々は誰もが惚れてしまっていてリピーターも多い「ポルトガル」。街は美しく自然にも恵まれていて、人も優しく、食べ物も美味しい魅力で溢れています。そんな誰もが惚れてしまう「ポルトガル」に訪れるべき9つの理由をご紹介します。

そもそもポルトガルってどこ？

ポルトガルは、西ヨーロッパにあるイベリア半島・ユーラシア大陸最西端の位置しています。首都はリスボンで、大航海時代に世界史の中心であったポルトガル。当時の華やかな面影を今に伝える豊かな歴史遺産が点在していて実は見所満載の国なのです。

ポルトガルってどんな国？

日本でも大人気のスイーツ、エッグタルト。実はポルトガルで一番メジャーなお菓子の一つ。そんなポルトガルは、ヨーロッパの中でも比較的治安が良いと言われています。しかし、スリなどには他のヨーロッパの国々と同様気をつけなければいけません。言葉はポルトガル語ですが、多くの人が英語を話せるそうです。ポルトガル人は親切な人が多いため困っている時に道を教えてくれたり、切符の買い方を教えてくれる人が多いそう。人々は陽気でニコニコしている人が多く街を歩いてるだけでテンションがあがるかも。

ポルトガルへの行き方

ポルトガルへ行くときは、飛行機で東京から首都リスボンへ行くことをおすすめします。日本からポルトガルは少し距離があるため、直行便はなく乗り換えでいくことになります。1番多いのは日本からヨーロッパのどこかの国で乗り換えをして、ポルトガルへ行く方法。乗り換えも合わせると15時間から23時間くらいかかります。少し遠いですが、この記事を読めばあなたもポルトガルに行きたくなるはず...！

可愛らしいコスタ・ノヴァの街並みに気分が上がる

かつて漁業の街として有名だったコスタ・ノヴァ。海沿いにあるこちらの街は、色鮮やかな家が特徴的。赤や青のストライプに彩られたお家は遠目でみても目立つ外観で、可愛すぎると話題になっているんです！ポルトガルの青空とカラフルなお家がマッチしていて美しい。

このカラフルな家には深い理由があるんです。霧が多いこの街では漁師が自分の家を見つけられないことが多かったため、目立つようにカラフルな色どりにしたんだとか。ずっと昔からこの可愛らしい色合いだったなんて、なんだか面白いですよね。

Costa Nova

リスボンの街並みが素敵すぎる

ポルトガルの首都であるリスボン。さまざまな味覚とセンスにアピールするさまざまな顔をもつ中心地。ヨーロッパのどの場所にもない独特の雰囲気を持ち合わせています。お決まりの観光ツアーやバスで街をぐるりと一周するよりも、カフェで休憩しながらぶらぶら街を歩き回ったり、トラムやケーブルカーに乗って暮らすように旅するのがオススメ。

美しい街並み、リスボンは街全体が丘になっているので街歩きが少し大変。そんな時に利用したいのが、この小さなケーブルカー。リスボンの風情ある街並みとマッチしたこちらのケーブルカーから見る景色はこれまた美しいんです。

Lisbon リスボン(ポルトガルの都市)

ポルトでアクティブに観光できる

ポルトガルの第1の都市であるポルトはとても大人気な観光地。たくさん歩いて、できるだけ街を探検することをおすすめします。ポルトでは、ヴェネチアでも人気のゴンドラに乗ることができるのです。ゴンドラに乗って観光なんてしたことがない人も多いのではないでしょうか？ぜひ乗ってみて、ゴンドラからのポルトの景色を楽しんでくださいね。

ポルトの観光で1番おすすめなのは、なんといっても美しいポルト歴史地区です。こちらの歴史地区を上から見れるロープウェイが大人気のアクティビティ。普段は見ることのできないような角度と高さから街を見ることができます。ポルトの街並みを堪能してみてくださいね。

Rotunda da Boavista / Praça Mouzinho de Albuquerque

天国と錯覚してしまうほど可愛い村オビドスに行く

オビドスは丘の上にある城壁に囲まれた小さな村です。中世の頃の面影を残したこの村は「谷間の真珠」と呼ばれているそうです。城壁の中の街は白い壁のお家や青や黄色のペイントが塗られていたり、お花が飾ってあったりととてもかわいい街並みです。おとぎ話の絵本から出てきたかのような世界観が広がっています。

かわいらしい街並みをなんども散歩しても飽きないのでゆっくりと時の流れを忘れて散歩をすることおすすめします。そしてせっかくオビドスに来たのならやりたいのが、古城でランチを楽しむこと。中世の雰囲気漂っていて、今にでも王子様が出てきてしまいそうな古城で優雅にご飯を食べてみてはいかがでしょうか？

オビドス

世界遺産の街シントラで個性的な建築物を見る

ポルトガルには数え切れないほど多くのお城や宮殿があります。ポルトガルの中でも街そのものが世界遺産のシントラにあるお城は特徴的で見応えがあります。「ペーナ宮殿」はとてもカラフルで形が非常にユニークなので是非とも写真に収めたいところ。東側がピンクで西側は黄色となんとも斬新なコントラストになっているのもポイント。

ペーナ宮殿とは少し違って、こちらの「ムーアの城壁」は色合いは落ち着いているが形が特徴的で、なんだか冒険しているみたい。何度か崩れてしまった城壁を登るのですから運動靴で来ることをおすすめします。ムーアの城壁から見えるペーナ宮殿もペーナ宮殿から見えるムーアの城壁も両方美しいので注目してみてください。

ペーナ宮殿

ムーアの城壁

ユーラシア大陸最西端で神秘的な光景を見る

この「ロカ岬」はユーラシア大陸の最西端に位置しています。ポルトガルの偉大な詩人が読んだ詩の一節が刻まれた塔が建っています。高さ140mあるという断崖から大西洋を見下ろすことができるなんて、なんだかとてもロマンチックですよね。

来訪者は「私は最西端に到着しましたよ」と証明するための賞状がもらえるのだとか！インフォーメーションセンターでもらえるそうなのですが、時間が限られているため事前に確認をしてから訪れてくださいね。証明書をもらえたり、大西洋の絶景を見れたりといいことだらけのロカ岬へ訪れてみてくださいね。

ロカ岬

世界的に美しい本屋がポルトにある

ポルトガルのポルトにある本屋さん「レロ・イ・イルマオン」はイギリスの新聞社ガーディアン紙の世界で最も美しい書店のランキングに入っています。あの有名魔法学校映画の撮影地にも選ばれたとだけあって、まるでおとぎ話の中に入り込んでしまったかのような場所なのです。

入場券を買わないと中に入ることができないので、事前に購入して入場して下さいね。中に入るとそこはもう異次元。天井はステンドガラスでできていて、階段は天国への階段と言われているほど素晴らしく不思議な形をしているのだとか。本ももちろんですが店内の雰囲気に圧倒されること間違いなし。お土産に本を買っみるのもいいかも？

レロ・イ・イルマオン書店

MAJESTIC CAFEのクラッシックな雰囲気が良すぎる♡

ポルトガルのポルト地方にあるこちらの「MAJESTIC CAFE」はクラッシックな雰囲気で地元民からも観光客からの大人気の老舗カフェです。1921年創業ということもあって、店内や店員さんからは趣と長い歴史を持った圧倒的な自信を感じます。非現実的で吸い込まれますね。

有名店のため、入店するまでに時間がかかるかもしれませんが、空腹は最高の調味料です。感動の甘くておいしいケーキに出会えますよ。もしポルトガルに訪れるのなら行って後悔しないカフェです。次の行動プランを考えながらまったりしてみては？

Majestic Cafe

大自然のアゾレス諸島に絶景が広がっている

アゾレス諸島をご存知ですか？ポルトガルの大西洋に浮かぶ9つの島で大西洋の中でも最も神秘的な場所とも言われているそうです。生物圏保護地区に指定されていて、火山の洞窟やエメラルドのビーチなど自然がとにかく言葉に表せないほど美しい。

サンミゲル島にある広大な公園「テラ ノストラ パーク」では、ポルトガルの自然を満喫することができます。他にも、アゾレス諸島の西部にあるフーロレス島は滝や火山の侵食によってできた湖が有名。独創的な形は息を飲む美しさ。

アゾレス諸島

Parque Terra Nostra

次の旅行は「ポルトガル」で決まり！

「ポルトガル」へ行くべき9つの理由をご紹介しました。訪れる人々を虜にしていく大変魅力的なポルトガル。あなたも行ったらきっとポルトガル虜になってしまうはず。是非ポルトガル観光の参考にしてみてくださいね。