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夜勤以外で会社に泊まるってアリ? みんなの“社内泊”体験を聞きました

  • 2023.9.25
出典:シティリビングWeb

令和時代の長時間残業の考え方とは

「働き方改革」により、以前よりはクリーンな働き方がしやすくなった昨今。とはいえ、致し方なく長時間残業を経験している人も、まだまだいそう。そこで今回は、車内泊ならぬ”社内泊”の経験についてアンケートを実施。さまざまな事情による、壮絶な「長時間残業体験談」が寄せられました!

Q.仕事で会社に泊まったことがある?
DATA

ない…60%

ある…35%

以前はあった…5%

※シティリビングWebでアンケートを実施

※有効回答206人※アンケート実施期間:2023/7/5~2023/7/26

みんなの”社内泊”体験

携帯会社で働いていたとき、2000年問題で帰れなかった(ひろ)

成果品提出前で作業が明け方までかかったので、更衣室にある簡易ベッドで寝た。乾燥するし音環境も悪く、朝清掃の音で起こされた。長時間労働によって全身の凝りや目の疲れがひどいので、早く帰りたい(MK)

仕事に熱中してて終電を逃したが、ルームキーを忘れて部屋にも戻れなくなった(まちこ)

今の会社ではなく新卒で入った美容関係の会社で何度となく寝泊まりしました。理由としては、遅くまで練習に励んでいたから! 今はもう貫徹なんて無理…。そして当時は、休日が週に1日しかない割に薄給で、少しでも手取りを増やすために休日出勤したことも。いくら10代とはいえ、さすがにしんどかった。そんなブラック企業とかパワハラなんて言葉のなかった大昔の話です(あの日のよっしー)

ホテル勤務なので、昔は大掛かりなイベントの前など徹夜に近い状態の事もしばしばありました。 でも、寝る所には困らないので、通常販売している客室で休めたのは幸せだったのかも?(M)

以前、勤務していた百貨店が閉店セールという理由で長時間勤務が1ヶ月続きました。早く終わってほしい気持ちと終わってほしくないという複雑な心境で、なんとか乗り切れました(Y)

翌日から旅行に行く予定だったが仕事が全然終わらず、とにかく旅行に行きたい一心で徹夜で仕事をし、家に戻らずそのまま飛行機に乗った。国内だったので荷物はほぼ現地調達できたし、空港と飛行機で爆睡した後の南の島は開放感でいっぱいでした(ミキオ)

会社に泊まるなんてありえない!

以前の職場で深夜残業がありましたが、正直なところ、残業がすぎると効率が落ちるしミスもでるので、あまり意味がないと思っています。普通にちゃんと寝て仕事したほうがずっと効率が良いです(TT)

2、3日続くと頭が痛くなり、本当に寝てるのか自分で不思議になる。数週間それが続くと、後半泣けてきて一度家で大泣きしたことも。もう二度と体験したくないです!(ぐーたらまるちゃん)

新卒で入ったブラック企業。当時は憧れの職業につけたうれしさもあって、喜んで泊まり込みで働いていました。あのころ、人一倍、努力したから今があると思うし、若いからこそできたことなので後悔はしていませんが、いまの価値観では「ナイ!」ですね(笑)(ゆり)

災害で帰れなくなって仕方ない場合を除いて、職場に泊まるのはあり得ない。人をそこまで仕事に拘束するのは今の時代にそぐわないと思う(みい)

昔は会社に泊まることなんてしょっちゅう!とレジェンドからはよく聞きます。。イスを3つ並べると寝やすいとか何とか。現在はDXの普及等で生産性が上がったのが要因で長時間労働は解消されつつあるのではないかと思慮します!(cerveja)

体が一番!!会社への宿泊や長時間労働は絶対にするつもりはないです(みやび)

場合によっては「社内泊」もアリ?

通勤に時間取られるなら泊ったほうが楽な人は泊れるような仕組みにしたほうが良いと思う(ゆっきん)

規則があればいいが、パワハラ上司の勝手で強制されるのはいかがなものか。また、手当もしっかり払われないといけないと思う(だだだだん)

毎日毎日帰れない日が続いたら自分が壊れてしまうかもしれないけど、たまに乗り越えないといけない仕事があることは仕方がないと思う! 理不尽に誰かに仕事が偏っているのは良くないが、チームで乗り越えないといけない時期は必ずあると思っているのでやりがいとしてがんばることができます!!(いちご)

中断したくないときは、必要だと思う。 逆に煮詰まってるときは、帰ったほうがいい。ケースバイケース(だいたい)

社内泊経験者は約4割。半数以上が「社内に泊まりの規則はない」

社内に泊まったことがある人は、「以前はあった」を含めると40%という結果に。過半数はいかなかったものの、意外と皆さん社内泊の経験があるようです。

寄せられた体験談には、多忙による長時間残業はもちろん、ホテルや百貨店などのイベント前の作業や、2000年問題といった社会的事情での致し方ない残業による社内泊が多く見られました。ただ、会社に泊まった経験は、前職など少し前の話として挙げる声が多数見られたため、最近では減っている傾向がありそうです。

社内泊については、効率の悪さや体調の悪化、ワークライフバランスなどの理由から、やはり反対の声が多かったものの、中には「規則があればいい」「泊まったほうが楽なときもある」「たまにならやりがいにつながる」といった、やや肯定的な声も。しかし、規則については「夜勤以外で会社に泊まることに対して規則はある?」と質問したところ、53%が「ない」と回答。「ある」は14%にとどまり、今の段階では社内泊についての規則がない会社が多めのようです。

無理は禁物ですが、仕事上、社内泊の機会がないともいえないもの。働き方が多様になってきている令和時代だからこそ、社内泊について会社で話し合う必要があるのかもしれません。

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