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やめるだけで見た目が老けない!【美容家は絶対しない】目元がたるむ3つの悪習慣

  • 2023.9.24

スキンケアをするうえで、エイジングケアは避けては通れない。日中美容研究家として活動している濱田文恵さんに、やりがちなスキンケアのNG方法と、おすすめ化粧品を紹介してもらいます。

美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできた時の嬉しさは格別。そこで、女性の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。

20代後半にさしかかるにつれて、肌がくすんだり、たるみが出てきたり…。今までにはなかった肌悩みを感じるようになった方も多いのではないでしょうか。それはエイジングケアを始めるべきサイン。とはいえ、「何から始めればいいの?」という方も多いと思うので、ファーストエイジングケアとして、まず始めるべきスキンケアについて、パーツ別に3回に分けてご紹介していきたいと思います。

第2回は「目元編」。NGケアを紹介します。

【目元ケアNG】顔全体で同じクレンジング剤を使う…

目元専用のクレンジングを使って!

メイク落としをする際に、顔全体に使うクレンジング剤で目元のメイクを落としていませんか?
目元のメイクは一般的にパンダ目にならないように落ちづらい処方になっているアイテムが多いです。そのため、クレンジングをしているのに、なかなか落ちないなと思って、ついついゴシゴシと目元周りを擦って洗ってしまう方もいるのではないでしょうか? 過剰な摩擦はシミやメイク汚れによる色素沈着の原因にもなってしまいます。

目元のメイクを落とす際には、顔全体と同じクレンジング剤を使うのではなく、目元専用のポイントメイクアップリムーバーを使うようにしましょう。また使い方にも注意が必要です。コットンにポイントメイクアップリムーバーを適量なじませたら、アイメイクとポイントメイクアップリムーバーがなじむように、3~5秒ほど目元に置いたあと、まつ毛の上をなぞるようにして拭き取るイメージで行いましょう。

ひとつのクレンジングで、「目元も顔全体もまとめてメイクを落とした方が楽!」という気持ちも分かりますが、目元に年齢サインができてしまってからでは、何倍もケアが大変になるので、早めのうちから、目元は目元だけのクレンジングでファーストエイジンケアを行うようにしましょうね。

【目元ケアNG】クマの種類を無視したアイケアをする…

原因別のアイケアが大切です!

年齢を重ねてくると、目元周りのハリがなくなり、気づけばいつも疲れたような顔になりやすくなります。そこで早めにエイジングケアを始めたいのが、クマ対策。クマと聞くと、とにかくアイクリームで目元をマッサージして血行を良くしようとする方が多いと思います。もちろん間違いではありませんが、それだけではエイジングケアとしては物足りないところ。なぜなら、クマにも種類があるためです。

今回筆者がお伝えしたいのは、クマの中でも、最も顔を老けて見せてしまう“黒クマ”。黒クマは、“クマ”という名前が付いていますが、実はその正体は、肌のたるみ。

下まぶたの肌がたるんでしまうことで、たるんだ部分が影になり、黒っぽく見せてしまうので、黒クマという名前が付いています。黒クマは、肌のたるみなので、できてからではなかなかケアするのが難しく、早めのエイジングケアが必要不可欠。血行を良くするケアに加え、肌のハリを保つコラーゲンを強化するエイジングケアを意識しましょう。

筆者のおすすめは、ドクターフィルコスメティクスのフィルナチュラント IC.U アルジェックス EX

目もとや眉間などの年齢サインに特化してエイジングケアをしてくれる美容液。目元のハリや弾力をサポートするアルジルリン®ペプタイドやマトリキシル™などの頼もしい有用成分を配合していて、テクスチャーが重くないのもポイント。

気になる目元には、何度か重ね付けしてくださいね。すぐに始められるファーストエイジングケアとして、最も簡単でおすすめですよ。

アイクリームまでスキンケアを行う時間がない方は、fracoraのHITOKAN マイクロニードルパッチ EXがおすすめ。

マイクロニードルパッチとは、ヒアルロン酸Naを0.23mmの針型に加工し、さらにそこにヒト幹細胞培養液エキスなどの美容成分を配合したシート状のマスクのこと。寝ている間に貼っておくことで、翌朝の目元を嬉しいハリの溢れた状態に育んでくれます。時間がない方は、こちらをぜひ試してみてもいいですね。

また、塩分や冷たい飲み物は、体をむくませ、目元のむくみにも繋がります。たたでさえ、下まぶたのハリが低下し、たるんでいるのに、目元のむくみで重たくなれば、余計に黒クマが悪目立ちします。塩分を控えた食事や適度な運動で、むくみ対策も意識していきましょう。

【目元ケアNG】目元にも顔全体と同じ保湿ケアをしている…

目元は充分すぎるくらいの保湿ケアが鍵!

上記でお伝えしましたが、目元は保湿の働きをもつ皮脂膜が薄いため、顔の中でも特に乾燥に弱いパーツ。それでも20代になりたての頃であれば、乾燥によって目元に小ジワができたとしても、化粧水を与えるだけで目元の潤いを取り戻せていたことでしょう。しかし、年齢を重ねるとともに、化粧水だけではカバーできなくなっていきます。そこで、上記で挙げた美容液だけでなく、シワに特化したスペシャルケアを取り入れてもいいでしょう。

例えば、アスタリフトのザ セラム リンクルリペア

朝と夜で使い分けられるようスティック型(左)とクリーム型(右)の2タイプが用意された薬用シワ美容液です。
朝は、紫外線はもちろんのこと、日中の活動で生じる表情の変化によっておきるダメージに対してアプローチするスティック型の美容液を。夜は、枕に触れることによっておきるダメージや室内の乾燥に対してアプローチしてくれるクリーム型の美容液を。
それぞれのダメージに着目した朝用と夜用をW使いすれば、目元のファーストエイジングケアを24時間叶えることができてしまうわけです。

皮脂分泌の盛んなTゾーンと違って、目元周りはどんなに油分を与えてもニキビや毛穴トラブルが出ることはほとんどありません。ファーストエイジングケアの始まりとして、“目元は充分すぎるくらいの保湿ケア”を意識して行っていきましょう。

いかがでしたか? 目元の年齢サインはできてから対策するのでは、時間もお金も間違いなくかかってきます。早めのうちから目元も「ファーストエイジングケア」を始めていきましょう。

<筆者情報>

濱田文恵 美容家、日中美容研究家。一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。二児の母として子育てに奮闘する傍ら、「延美長寿」を自身のテーマに、毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。

<商品情報>

フィルナチュラント IC.U アルジェックス EX ¥5,500(税込) / ドクターフィルコスメティクス

HITOKAN マイクロニードルパッチEX 2枚×4袋 ¥10,000円(税込) / fracora

アスタリフト ザ セラム リンクルリペア 朝用 5g+夜用 18g ¥8,360(税込) / 富士フィルム

文・濱田文恵

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