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逆効果になっているかも…「ダイエットが続かない人」の意外な共通点

  • 2023.9.24

「よし! ダイエットするぞ!」と意気込むのは初日だけで、いつの間にか面倒になってやめてしまった…という経験はありませんか? その理由はダイエットが非日常になっているからかもしれません。今回はダイエットが続かない落とし穴と、自然に取り入れられるダイエットのポイントについて、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。

無意識にハードルを上げている

ダイエットをしようと張り切ると、最初はテンションが上がって、痩せたときの自分のイメージを描いて計画を立てるはず。でも3日もするとだんだん面倒くさくなり、少しずつテンションも下がるわ、理想と今の自分とのギャップに落ち込むわで、いつの間にかやめてしまっている…そんなことはありませんか?

そんなときに要注意なのが、この方法じゃないから次の方法を! とあれもこれもと手を出そうとすること。余計に頭が混乱して続きません。ダイエットをするときのモチベーションは大切ですが、初日からマックスで頑張ってしまうと必ず続かなくなります。初日はゆっくり、徐々にモチベーションやダイエットの質を上げることを意識しましょう。

初日はゆるく、ハードルを低く。これが鉄則です!

ダイエット=非日常

ダイエットをするには、エクササイズや食事管理などのルーティンが必要です。ただでさえ忙しい毎日にダイエットの時間を取るのはなかなか難しいですよね。

肝心なのは、日常の延長線上にダイエットのルーティンが入れられるかどうか。スキマ時間を使ってやろうと思っても、なかなか難しいもの。それができる人であれば、とっくに実行しているはずなのです。

そこで今回は、日常の延長線上で続けられるダイエット法をご紹介します。

姿勢を整える習慣がない

日々の姿勢の崩れは内臓下垂や、下半身のむくみ、上半身の筋力の有無など、様々な要因と関わります。本来姿勢の良い状態はとても体が軽く気持ちよく感じられるもの。しかし、体が歪んでしまっていると、姿勢を正してもすぐに戻ったり、バランスの悪さを無理やり意識して正そうとするので疲れてしまいがちです。

大切なのは、体が床に対して直立平行に立てているかどうか。日々の姿勢の癖を一発で治すことはできませんが、ちょっとした意識の積み重ねで変化が期待できます。骨盤が真っ直ぐ立つ良い姿勢は、ダイエットには必要不可欠だと言えます。

今すぐできる! 姿勢の整え方

1.両手を腰にあてます。
両脚は閉じても開いてもOK! 立ちやすい姿勢で立ちましょう。

2.息を吸います。
3.息を吐きながら背中を丸め頭を下にし、おへそを覗きます。お腹が背中の方に抉られていくような感覚を感じましょう。

この姿勢のときに、みぞおちとお腹が真っ直ぐの縦ラインになるよう意識してください。

4.縦ラインを崩さないように、背骨と背骨の間を伸ばし直すようにしながら頭を起こし、胴体の真上に頭をのせましょう。

歩き始める前など、姿勢の崩れに気がついたときに何度でも行いましょう。

歩き始め、立っているとき、座っているとき、何度でも。

猫背や反り腰姿勢の人は、肋骨の位置と骨盤の位置がアンバランスで、正しい姿勢を維持できずにいることが多いです。今回ご紹介したエクササイズを行うと、肋骨と骨盤が安定し、姿勢が直立平行になりやすくなります。

ポイントは、体がリラックスしていること。体が気持ちいい、心地よいと思う感覚で行うのが大切なので、日々の動作の始めに、体のチェックのつもりで取り入れてみてくださいね。「ハードルは低いところから」がダイエットの長続きの秘訣です。
©kei907/Adobe Stock

筆者情報

上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。

文 / 上村由夏

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