「もしかして、やりすぎた！？」【お見合いパーティーで赤っ恥！】→ 目立ってしまった結果？

生まれて初めて、お見合いパーティーに参加する知人女性から聞いた話です。彼女にとってパーティーのイメージは、お姫様と王子様がダンスするものでした。
「とびっきりゴージャスにしなくちゃ！」そう意気込んでパーティーに挑みますが、どうやら予想とは違ったようです。

「あ～！家と仕事の往復で、出会いが全然ない！」
そう言って20代の知人女性は、彼氏のいない現状に憂いていました。そんな中、近所のレストランでお見合いパーティーが行われるとの広告を見つけます。

「ここでなら、素敵な出会いがあるかも！」
そう思った知人女性は、早速お見合いパーティーへの参加を決めました。

「パーティー。なんて華麗な響き……」
そう言って知人女性は、生まれて初めて参加するパーティーに胸トキめかせます。
子どもの頃、絵本に出て来たパーティーでは美しいプリンセス達が着飾り、王子様と優雅にワルツを踊っていました。

「パーティーと言えばドレス」そんなイメージが強く染みついた彼女は、パーティードレスと煌びやかなジュエリーを購入して、お見合いパーティーに備えます。
「わぁ！まるで童話のプリンセスみたい！これならきっと王子様に出会えるわ！」
鏡に映った自分にウットリし、知人女性はますます期待を募らせていくのでした。

「いざ出陣！って、アレ？何だか様子がおかしいわね……」
張り切って会場入りする知人女性でしたが、驚いたことに参加者は全員カジュアルな普段着です。
ドレス姿で参加していたのは知人女性だけだったので、自然と皆もこちらを見てきました。

「ひょっとして……」と嫌な予感を覚えた知人女性は、もう1度お見合いパーティーのパンフレットを読み返します。
するとそこには「カジュアルなパーティーなので、気軽な服装でお越しください」と書かれているではありませんか！

先入観に縛られる余り、知人女性はドレスコードを間違え、自分1人だけドレスで来てしまったという訳です。
「恥ずかしい」と居心地の悪さを覚える彼女でしたが、そこで同世代のイケメンに声を掛けられました。

イケメン曰く「ドレスが似合っていて、魅力的だと思いました」とのことです。
そしてこの出会いをキッカケに、知人女性はイケメンと交際をスタートさせました。
一時はどうなるかと思ったお見合いパーティーですが、最後はシンデレラのように幸福を掴んだので万事OKでしょう！

ltnライター：六条京子