「紅しょうが、揚げ玉、そしてちくわ。うどんのトッピングの最強コンビを合わせると、酒を呼ぶ絶品つまみになるんです」
そう教えてくれたのは、菱田屋の5代目店主・菱田アキラさん。
東京・駒場東大前の定食屋「菱田屋」は、行列の絶えない人気店で、2021年にオープンした「菱田屋酒場」も「あの菱田屋の料理でおいしいお酒が飲める!」と大好評です。
『ちくわの紅しょうが炒め』は、家でも手軽に作れるのがうれしい一品。紅しょうがの酸味と食感が味をキリッとひきしめます。
『ちくわの紅しょうが炒め』のレシピ
材料(2人分)と作り方
ちくわ(大)2本(約100g)は縦4等分に切る。フライパンにごま油大さじ1を強火で熱してちくわを入れ、返しながら切り口に焼き色をつける。紅しょうがのせん切り20g、揚げだま10g、塩ひとつまみを加えてさっと炒める。火を止め、紅しょうがの漬け汁小さじ2を加えて混ぜる。
……なるほど、漬け汁を入れるのがニクいっ! これは酒がすすむのも納得です。秋の夜長の一杯に、ぜひ合わせてみて。
(『オレンジページ』2023年10月2日号より)